朝勃ち 不安

せせりたつおせせりたつお

「最近、朝勃ち(朝立ち)してない」「朝立ちしなくなった」という場合、2つのパターンが考えられます。

1つ目は寝ている間に勃起はしているが、本人が目覚めた時には勃起していないだけのパターン。

そもそも健康な男性であれば寝ている間に4~5回は勃起しているのですが、起きた時にたまたま勃起していないだけ。

ですので、このパターンであれば何ら問題ありません。

ただし、「朝立ちしない上に、最近セックスの時にも勃起力の低下を感じている」場合は要注意です。

この場合はED(勃起不全)の可能性があります。

ED(勃起不全)と聞くと完全に勃起しない状態を指すようなイメージがありますが、セックスの時に満足いく勃起が出来なければそれはED(勃起不全)です。

朝立ちしないだけではなく、普段の勃起力にも不安を持ってきている男性は早急に改善する必要があります。

そもそも朝立ちしているのにきづいていない可能性。チェック方法とは

朝立ち チェック方法

朝立ちの改善方法の前に、まず自分が朝立ちしているのかどうかチェックする必要があります。

冒頭にも書いたように、朝立ちしているのにただ本人が気づいていないだけなのであれば、わざわざ改善する必要もないわけですからね。

朝立ちのチェック方法についてですが、目覚ましをかけずに自然に目が覚めた時に、朝立ちしているかどうかを確認することが重要です。

というのも、朝立ちをするのはレム睡眠の時であり、ノンレム睡眠の時に朝立ちしていなかったとしても特に問題はありません。

自然に起きることが多いのが眠りの浅いレム睡眠の時のため、目覚ましをかけずに起きればおのずとレム睡眠直後になります。

多くの人は平日はお仕事で目覚ましをかけて起きることが多いでしょうから、この朝勃ちチェック方法を行うには休日に試してみるといいでしょう。

そして1日だけではなく、数日は行うようにしてください。

さらに1日でも可能であれば何回か朝勃ちしているか調べてみましょう。

朝立ちしなくなった際に考えられる9つの原因

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もし、朝立ちしなくなった、朝立ちの回数が減ったという男性が、通常時でも勃起力が弱くなっているとすると、それは男性機能が低下しているサインの可能性が大です。

朝立ちしなくなる原因は基本的には精力減退や勃起力の低下の原因と同様です。

それは「男性ホルモンであるテストステロンの減少」と「血行不良などによるNO(一酸化窒素)の減少」が大きな原因です。

改善のためには生活習慣の改善とテストステロンやNO(一酸化窒素)を増やす成分を摂取する必要があります。

加齢による男性ホルモンの低下

加齢 男性ホルモン低下

男性ホルモンであるテストステロンは性欲を促し、勃起力を高める作用があります。

そのため、朝立ちしないということは男性ホルモンであるテストステロンが低下しているという可能性が高いです。

男性ホルモンはさまざまな原因で低下しますが、特に顕著なのは加齢による男性ホルモンの低下ですね。

年齢を重ねるごとに男性は若々しい男らしさが失われていきますが、それは男性ホルモンが若い頃と比べて減っているからなのです。

逆に朝立ちしているかどうかで自分の今の男性ホルモンの量をある程度予測することもできます。

若い頃は毎日朝立ちしていたのに最近はどんどん朝立ちしなくなっているという場合は男性ホルモンが低下している証拠かもしれません。

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睡眠不足、睡眠の質の変化

朝立ちしない 睡眠不足

意外と盲点になりやすいのが睡眠不足や睡眠の質の変化によって朝立ちが起こらなくなっているケースです。

睡眠など取らなくても平気と勘ちがいしている人は多いですが、これを改善するだけで朝立ちするようになることもあります。

十分な時間の睡眠を取れていないと免疫力が下がり、体調を崩しやすくなりますし、眠気のストレスに対抗するためにコルチゾールというホルモンが分泌されます。

コルチゾールは多く分泌されると血管が収縮し、血流が悪くなるので、勃起の際に必要な血液が下半身に集まらなくなる可能性があるのです。

また睡眠の質が悪いと睡眠による回復の効率が悪くなるので、たくさん寝ているのに疲れがとれず、朝立ちしにくくなるということも起こります。

食生活の乱れ

朝立ちしない 食生活の乱れ

食生活が乱れることによっても朝立ちしなくなることがあります。

朝立ちだからといって寝る前に食べるものが問題ということではなく、日頃から食べているものの栄養の偏りが徐々に体にダメージを蓄積させ、勃起しにくくしているということです。

特にインスタントやファーストフードなどに含まれる添加物など、男性ホルモンや勃起力を阻害するような食品を普段から食べていると朝立ちに悪影響を及ぼす可能性もあります。

そのためには、まずは炭水化物、たんぱく質、脂質といった基本的な栄養を最低限普段の食事から摂っていることが重要となります。

その上で男性ホルモンであるテストステロンを増やす食べ物などを意識して摂取していくといいでしょう。

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運動不足などによる筋肉量の低下

朝立ちしない 運動不足

ある程度年齢を重ねると仕事などで多忙になり、運動不足になりがちです。

さらに加齢によって男性ホルモンが減っている状態で運動不足だと若い頃と違い、筋肉量がどんどん低下していきます。

そうなると体力もなくなりますし、ますます男性ホルモンが低下して朝立ちがしにくくなります。

男性ホルモンであるテストステロンの分泌が落ちれば、それだけ性欲減退や中折れなどの原因につながります。

仕事が忙しかったりしてなかなか運動や筋トレをする体力すら残っていないということもあるかもしれませんが、出来る限り自分の体力に合わせて運動や筋トレをするべきなのです。

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日々のストレスや疲労

朝立ちしない ストレス

ストレス社会において日々のストレスや疲労を抱え込んでいる男性は少なくありません。

ストレスや疲労は病気に直結するものですし、自律神経に作用して血管を収縮させるデメリットがあります。

特に日常的なストレスは自律神経のひとつである交感神経を優位にさせ、睡眠時もそれが続く可能性があります。

すると、せっかく寝ているのになかなかリラックスできず、朝立ちもしないという結果になりがちなのです。

タバコや過度のアルコール

朝立ちしない タバコ アルコール

タバコにはニコチンやタールなどの有害物質が含まれています。

これらの有害物質は血管を収縮し、血流を阻害する作用を引き起こすので、朝立ちがしなくなる原因のひとつになります。

過度のアルコールも人体には有害です。

アルコールは血管を拡張し、血流を促す作用があるので、タバコとは違ってむしろ勃起や朝立ちに役立つ一面もあるのですが、摂りすぎると逆効果になります。

というのも、血管や血流ではなく神経伝達の方で問題が起きるようになるからです。

脳からペニスへ勃起する伝達がうまくいかずに結果的に勃起しない原因の1つとなるのです。

病気(糖尿病、高血圧など)の影響

朝立ちしない 病気

朝立ちしないからといって必ずしも病気を疑う必要はありませんが、程度が酷い場合は警戒しておいた方がいいでしょう。

どのような病気を警戒すればいいかというと、代表的なのは糖尿病や高血圧といった病気です。

糖尿病や高血圧は食の欧米化や塩分の摂りすぎなどによって近年顕著に引き起こされている病気ですが、血管や神経に大きなダメージを与えることがわかっています。

勃起は血管や神経の働きが重要な現象なので、これらの病気との関わりが深いのです。

水分不足

朝立ちしない 水分不足

水分不足も朝立ちがしくなる原因のひとつです。

体内の水分が不足すると、当然ながら血液内の水分も減っていきます。

血液がスムーズに流れるのは十分に水分があるからにほかならず、水分が少なければ少ないほど血液がドロドロになっていきます。

すると血流障害を招き、勃起しにくくなり、結果的に朝立ちもできなくなるわけです。

特に睡眠中は汗などもかきやすく、体から水分が失われやすいので、ますます水分不足のリスクが高まります。

酵素不足

朝立ちしない 酵素不足

なぜ、酵素が不足すると朝立ちしない原因になるのか?

結論から言いますと、「酵素が不足する=血液がドロドロ」という図式が成り立つからです。

酵素の働きは2つあって1つは「消化」に関わるもので、もう1つは「代謝」に関わる働きです。

そして、酵素は主に消化するときに多く消費する仕組みになっています。

その残りの酵素が代謝へと消費されるのですが、酵素が不足すると消化のみに使用され代謝にまで酵素が回らないのです。

代謝が落ちれば血液の循環も悪くなりますし、結果的に血液がドロドロになることは勃起力の低下、すなわち朝立ちへも悪影響を及ぼす結果になります。

朝立ちするための6つの改善方法

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朝立ちするように改善することは、すなわち勃起力アップや精力増強と理屈的には同じことになります。

男性ホルモンであるテストステロンの分泌量を増やし、勃起に必要なNO(一酸化窒素)の分泌を促進することでペニスへ血液をたくさん送りこむことに他なりません。

加齢など防ぎ難い原因もありますが、生活習慣を改善することで防げる原因もあります。

まずは朝勃ちのために出来る改善方法から実践していきましょう。

食生活の改善

朝立ち 食生活

朝立ちのための食生活の改善についてですが、まずはバランスよく食事を毎日摂ることが必要です。

その上で、食事に勃起力アップや精力増強に貢献できる成分を含む食品を優先して食べると効果的です。

具体的にはテストステロンを増やすための食べ物や勃起に必要なNO(一酸化窒素)の生成に有効な食品などを摂取していきましょう

男性ホルモンであるテストステロンを増やすために有効な成分には「アルギニン」や「亜鉛」があります。

アルギニンは肉類や魚類、大豆や乳製品などに含まれる成分で、比較的普段の食事から摂取しやすいでしょう。

亜鉛を多く含む食品で有名なのは牡蠣ですね。断トツに亜鉛の含有量が多いことで知られています。

その他にはNO(一酸化窒素)の生成を助ける「シトルリン」を含むスイカやメロンなどのウリ科の食べ物も有効です。

他にはネバネバ系の食べ物にはセレンという精力増強に効果的な成分が含まれていますし、にんにくなどのネギ類も男性ホルモンであるテストステロンを増やす食べ物として有効です。

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これらの成分は精力アップや疲労回復にも役立つので、朝立ち改善の役に立ちます。

適度な運動と筋トレ

適度な筋トレ 朝立ち

体がなまっている人は適度な運動・筋トレをして運動不足を解消すると朝立ちが改善する可能性があります。

というのも、体を動かすことは普段のストレスを軽減させますし、全身の血流を促して下半身に血液を集めやすくするメリットがあるからです。

また体力がついて疲れがたまりにくくなったり、ほどよい運動の疲労で寝つきがよくなったりもします。

特に筋トレは筋肉への刺激が大きいので、普通の運動以上に男性ホルモン値の増加や血流促進が見込めます。

男性ホルモンの分泌が促進されることで性欲も高まり、勃起力の維持にも大きく貢献します。

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酵素を摂取する

朝立ち 改善 酵素

朝立ちしなくなる原因の1つとして酵素不足を挙げましたが、ではなぜ酵素が不足するのか?

1番の酵素不足の原因は食生活の乱れにあります。

酵素は野菜や果物などに多く含まれますので、まずは食生活の改善が大前提となります。

ですが、なかなかそうはいっても上手く酵素を摂取することは難しい場合もあるでしょう。

その際に有効なのは断食です。

断食をすれば消化へ酵素を消費する量が減りますから、自ずと代謝へ使える酵素が増えます。

断食と言っても完全な断食ではなく、プチ断食でもOKです。

また、その際にも酵素ドリンクなどを使ったファスティングダイエットなども有効でしょう。

睡眠の質を上げる

朝立ち 睡眠

睡眠の質を上げれば少しの睡眠でも効率的に脳と体を休ませることができます。

朝立ち改善のために睡眠時間を確保しつつ質を上げる努力もするべきでしょう。

たとえば、寝る前に水分補給をしておくと睡眠の質を上げられます。

睡眠中は汗をかきやすいので、喉がかわいて途中で起きるのを防ぐためです。

ただし、冷えた水を飲むと体が起きてしまうので、人肌程度の温度の水を飲みましょう。

それから寝る前にテレビやパソコン、スマートフォンなどの画面を見ないようにすることも睡眠の質には大切です。

テレビやパソコン、スマートフォンからは光が発せられていますが、これが目に入ると眠りを妨げてしまいます。

禁煙、過度なアルコール摂取を控える

朝立ち 禁煙

朝立ちにはタバコや過度なアルコールはよくないので、禁煙・禁酒を実践してみるのもいいでしょう。

普通では辛い禁煙・禁酒も、朝立ちが改善されていけば無理なく続けられるかもしれません。

特に就寝前の喫煙や飲酒は睡眠に大きな影響を与えるので、控えたいところです。

しかし、喫煙や飲酒をした方が落ち着いてよく眠れるという人もいるので、ストレスが溜まってむしろ逆効果になる場合は控えなくても構いません。

タバコは本数を減らすだけでも効果がありますし、アルコールも適量であればむしろ性欲を高める効果もあります。

精力剤や精力サプリメント

朝立ち 精力剤 サプリメント

朝立ちは生活習慣を改善して体調を整え、自然にできるようにしたいものですが、それだけではなかなか改善に時間がかかってしまうのも事実です

また、食べ物からだけで男性ホルモンであるテストステロンを増やす成分を摂取するのは現実的には厳しいでしょう。

そういった場合は精力剤や精力サプリメントを飲むのも有効な手段です。

生活習慣を一気に変えるのは実際には難しいですし、人によっては逆にそれが負担になりストレスになることもあります。

その点、飲むだけで勃起力に必要な成分を補給できる精力剤や精力サプリメントなら簡単に実践できるというメリットがあります。

大前提としては食生活やストレス解消など普段の生活の見直しから始めるべきですが、早い段階で結果として朝立ちを実現させるのであれば、アルギニンやシトルリン、亜鉛などの勃起に有効な成分をサプリメントで補充していきましょう。

なぜ朝立ちするのか?朝立ちのメカニズム

朝勃ち メカニズム

そもそも朝立ち(朝勃ち)とは何か?

ご存知の通り、朝起きた時に勃起していることを「朝立ち(朝勃ち)」といいます。当然ですね。

性的な夢を直前まで見ていると起きた時に勃起していることもありますが、朝立ちは夢の内容に限らず起こる現象です。

正式名称は「夜間陰茎勃起現象」という名前までついており、健康な男性であれば生理的に起こります。

なぜ朝立ちするかというと、睡眠のメカニズムが関わっています。

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2つがあり、これを交互に繰り返しながら人は寝ています。

レム睡眠とは体は休んでいるものの脳が活動している状態で、ノンレム睡眠は体と脳の両方が休んでいる状態です。

レム睡眠の時は眠りが浅く、神経伝達が活発に行われているので、それが勃起中枢を刺激し、朝立ちが起こると考えられています。

つまり、朝に特別勃起しやすくなるというわけではなく、睡眠中にレム睡眠になれば時間帯に関係なく勃起することになります。

では、なぜこのような生理現象が起きるのかというと、実はまだはっきりとした理由はわかっていないそうです。

ストレス解消だったり、尿との関わりだったり、色々な原因が考えられてきましたが、近年では勃起の機能を維持するために行われているという見方が有力だそうです。

まとめ~朝立ちしないだけでなく、勃起力の低下も感じている場合は要注意

朝立ち 改善 まとめ

朝立ちは健康な男性なら当然起こるべき生理現象です。

その朝立ちが起こらないということは健康に何らかの問題が生じている可能性があります。

もちろん1日だけ朝立ちしないという程度で慌てる必要はありませんが、放っておくと加齢や生活習慣の乱れによってはどんどん悪化していく可能性が高いです。

まだ深刻な状況にならないうちに改善を検討しておくべきです。

症状が軽度であればその分、スピーディーな改善が可能です。

朝立ちの改善といっても特別な事をしなければならない訳ではなく、基本的に行うことは、体を健康にして自然に勃起できるように促すことです。

その上で勃起力アップや精力アップに必要な栄養素を積極的にサプリメントなどで補っていくのが効率的です。

特に男性ホルモンであるテストステロンを増やす「アルギニン」や「亜鉛」、NO(一酸化窒素)の生成を助ける「シトルリン」を多く含む精力剤を選びましょう。