男性は年齢を重ねると血行不良や男性ホルモンの低下などが原因で勃起力が低下、結果的にED(勃起不全)になる可能性があります。
何といっても成人男性の約3分の1、中高年男性は2人に1人がED(軽度のED含む)と言われるほどです。
ですから、日々の勃起力アップはセックスを楽しみたい男性にとっては至上命題なのです。
ということで、今回は勃起力アップに日々邁進する私が今日から実践できる勃起力アップの方法を紹介していきます。
目次
今日からでも出来る勃起力をアップする18の方法
金冷法
金冷法とは睾丸を冷やして精力や勃起力をアップさせる方法のことです。
睾丸は俗に金玉と呼ばれているので、金冷法という名前がつきました。
睾丸の機能が最も働くのは体温よりも数度低い温度で、それは暑い日に睾丸がだらりとした状態になることからもわかります。
金冷法をすることで睾丸を含むペニス周辺の血行が促進される作用や血管が拡張することで勃起力アップの効果を狙う、いわゆるチントレの一種ですね。
金冷法のやり方についてですが、まず冷たい水やシャワーをかけて睾丸を冷やします。洗面器に水を入れてそこに睾丸を浸したりしても構いません。
その後、お湯をかけて睾丸を一度温め、再度冷やすというサイクルを繰り返します。そのため、金冷法は入浴時にお風呂場でやるのが最も適したシチュエーションでしょう。
チントレ
チントレは勃起力アップやペニス増大を目的とするトレーニングのことで、上記で紹介した金冷法やこの後に紹介するPC筋やBC筋トレもこのチントレの1つです。
これらの方法以外にも、亀頭をつまんで水平に引っぱっるジェルキング、陰茎を絞り込んで亀頭に血液を集めるミルキングと呼ばれるチントレ方法があります。
コツとしてはチントレはしっかりと準備を行ってから実践した方が効果的です。
チントレ前にはマッサージをしてペニスを温めたり、お風呂で血行をよくしたりしてから行いましょう。ですので、金冷法同様に入浴時や入浴後に行うのが効果的です。
睾丸を温めない
睾丸は熱に弱い器官です。
そのため、ぴったりしたパンツ(ボクサーパンツ)を履くことや自転車に長時間乗ること、サウナに長時間はいることなどはあまり睾丸によくありません。
睾丸が弱ると精子や精液を作り出す機能が弱まり、結果的に勃起力もそれだけ弱まってしまうので、出来るだけ普段から睾丸を温めないようにする注意が必要です。
出来るだけ普段から通気性がいい恰好(パンツはトランクスがいいです)や睾丸を温めないようにするために家にいる時や就寝時はパンツを履かない生活、裸族もおすすめです。
適度な射精頻度を保つ
射精頻度によっても勃起力は変わってきます。
射精頻度は高すぎても低すぎてもいけません(セックスでもオナニーでも)。
というのも、頻度が高すぎると睾丸にためている精子や精液の残りがなくなってしまいますし、逆に頻度が低すぎると生殖機能は衰えて勃起力が低下する可能性があるからです。
では、適切な射精頻度とはどれくらいを目安にすればいいのか?
一般的に最適な射精頻度は3日に1回程度と言われています。
理由としては精嚢に溜まる精子や精液は一度空になっても3日経てばまた満タンになるので、3日に1回であれば勃起もスムーズにいくと言われているためです。
多少の個人差はありますが、極端な射精頻度を避けることだけは覚えておきましょう。
正しいオナニーを実践する
オナニーの仕方によっては勃起に悪影響を与えることがあります。
代表的なのは強い刺激のオナニーに慣れてしまい、セックスの刺激では勃起しなくなるトラブルです。代表的な症状だと膣内射精障害などがあります。
そのため、オナニーをする時は正しい方法で行うことが必要です。
オナニーには特に決まったやり方は本来はないのですが、セックスからかけ離れた刺激で行うオナニーは厳禁です。具体的には床オナなどが代表的ですね。
また、日本人はオナニーにかける時間が短いことから早漏にもなりやすいと言われます。
出来るだけゆっくり時間をかけて、セックスに近い環境でオナニーをやるように心がけましょう。
パートナー(妻や彼女)との関係を改善する
パートナー(妻や彼女)との関係を改善することにどのような意味があるかというと、メンタルの状態を良くすることに繋がります。
勃起をするためには自律神経でも副交感神経が働く必要がありますから、いかにリラックス状態をセックス時に保てるかが重要になります。
パートナーとの関係が悪いとセックス中もリラックス状態が作れずに交感神経が働いてしまいますし、そもそもセックスに及ぶことすらなくなってしまうかもしれません。
そういった関係性ではストレスのもとになることは間違いないでしょう。
セックスはパートナーとのコミュニケーションの1種なので、パートナーとの関係が良好なほどそのコミュニケーションもうまくいきやすくなります。
すると自然に勃起力アップのためのメンタルの条件も満たすようになるのです。
セックスを思いっきり楽しむ
セックスを楽しむと性的興奮を覚えやすくなりますし、その興奮をペニスに伝えやすくなります。
注意しなければならないのは作業的にセックスを行っているケースです。
具体的には妊活中の夫婦の排卵日セックスなどが代表的なケースで、そういった義務化したセックスが原因でED(勃起不全)になる男性も少なくありません。
パートナーと一緒に過ごす期間が長いとどうしてもセックスもマンネリ化しやすいですが、うまく変化をつけるなどして勃起力アップにつなげるのがいいでしょう。
また、そもそも気分が乗らない場合、無理にセックスを行わないという心がけも必要かもしれません。
セックスのイメージトレーニング
20代の男性などセックスの経験人数が少なく浅い若年層の男性に有効な勃起力アップの方法です。
セックスの経験が浅いと不安やストレスが先に立ってしまい、勃起できなかったり中折れなどの症状を起こしてしまうことがよくあります。
セックス本番では何が起こるかわからないので、あらかじめイメージトレーニングを行ってから性行為に臨むのもいいでしょう。
特にセックス時に緊張しやすい男性はイメージトレーニングを行っておく重要性が高いです。
イメージトレーニングである程度、セックスの流れや順序や不測の事態の想定をしておけば、セックス本番でも落ち着いていられるので、勃起力アップができます。
スクワットなど下半身の筋トレ
スクワットは下半身の筋肉を鍛えるトレーニング方法として誰でも知っているメジャーな筋トレですが、下半身の筋トレは勃起力アップに効果的です。
ペニスは外に露出している部分だけでなく、身体の中に埋もれている部分があります。
そして、体に埋もれた部分のペニスは実を言うと、大臀筋や大腿四頭筋(ふとももの筋肉)などの勃起力に関係する下半身の筋肉につながっていて、その筋肉が連動して初めて勃起へと繋がるのです。
ですので、数ある筋トレの中でもスクワットは最も勃起力アップのために有効だといえるでしょう。
その他にも、スクワットなど下半身の筋トレがどう勃起力アップにつながるかというと、セックス中に自分や相手の体を支えられることも1つのメリットです。
自分や相手の体をしっかり支えることで望む体位でセックスを行うことができますし、途中で疲れてペニスが萎えてしまうことも防げます。
また普段から下半身の筋肉を動かすことで血流を良くし、勃起を促すこともできます。
さらに、筋トレは性欲を司る男性ホルモンであるテストステロンを増やす効果が期待できるため、勃起力の向上にも役に立つのです。
PC筋、BC筋トレ
PC筋とBC筋を鍛えるトレーニングは代表的なチントレの1つです。
PC筋はペニスの海綿体に血液を送り込ませるための筋肉、BC筋はペニスを外部に押し出すための筋肉です。
どちらも強く働ければ働くほど勃起力がアップする筋肉なので、筋トレで鍛えてみるのもいいでしょう(PC筋は全体の勃起力アップ、BC筋は長さの勃起力アップに有効)。
PC筋、BC筋の鍛え方についてですが、おしっこを止める時に力を入れるところに力を入れたり、肛門を締めたりする筋トレ方法が代表的です。
10回~数十回程度を何セットか行うといいでしょう。
ランニングなど有酸素運動
有酸素運動というのは何かというと、ウォーキングやランニングや水泳、サイクリングなど、軽い負荷の動きを繰り返す運動のことを指します。
筋トレと比べると筋肉増強効果は薄いですが、そのかわり全身の血行を高めたり、脂肪燃焼に効果的です(肥満は勃起障害の原因になります)。
スタミナもつくので、セックスで疲れにくくなり、間接的にですが勃起力アップにも効果が期待できます。
ストレス解消や肥満予防などにも効果的ですので日常的にとりいれたい生活習慣ですね。
バランスの良い食事
バランスの良い食生活は身体の基本的な機能を整えるので、勃起もよりスムーズになります。
そもそも勃起というものはゼロからいきなり起こる現象ではなく、血管や血液、神経を働かせるための栄養を必要としています。
また勃起はあくまでも精液や精子の放出のための予備段階であるため、精液や精子を十分に作り出す栄養がなければ勃起もできないわけです。
バランスの良い食生活を摂った上で精力のつく食品を意識的に食べるとより勃起力アップが期待できます。
質の高い睡眠
質の高い睡眠は勃起をするための体力を効率的に回復させるものですし、勃起力低下の原因となるストレスを軽減させるものです。
また、男性ホルモンであるテストステロンも質の高い睡眠で増える事がわかっていますから、勃起力改善には欠かせない要素です。
質の高い睡眠をとるには運動や入浴などを習慣にすることや日中に日光を浴びてセロトニンを吸収しておく事が有効です。
どちらも体にほどよい疲れを与え、リラックスさせる効果を持つので、自然な入眠を促します。
ストレス解消
ストレスはED(勃起不全)や男性ホルモンの低下など男性機能が衰え大きな原因の1つだと考えられています。
勃起するためには交感神経優位から副交感神経優位に自律神経の状態を切り替える必要がありますが、ストレス解消はそういった意味でも優位に働きます。
ストレスを完全に防ぐことは不可能ですが、出来るだけ自分の好きなことや趣味に思い切り打ち込むとストレスを解消しやすいので、うまくリフレッシュ方法を確立することが大切です。
またストレス耐性をつけたり、そもそもストレスを受けないような工夫も考えておくといいでしょう。
アルコールを控える
アルコールをとりすぎると脳の働きが弱まります。そのため性的興奮を受けてペニスへ信号を出す際に、勃起をするための命令もうまく機能しなくなるのです。
また単純に悪酔いして気持ち悪くなったり、眠くなったりして、セックスや勃起どころではなくなるため、出来るだけアルコールを控えた方がいいでしょう。
さらに普段からよくお酒を飲む男性はアンモニアを排出するために多量の亜鉛やビタミン類など本来、男性機能の必要な成分を使ってしまうため、勃起力の低下につながりかねません。
ですので、適度な量を守るようにすることが長くセックスを楽しむためにもいいでしょう。
ただし、禁酒しなければならないほどアルコールが勃起に悪いわけではなく、分別のある飲酒であればむしろ副交感神経を高め、性欲を向上させ勃起を促すこともあります。
禁煙
たばこの煙に含まれているニコチンやタールは血管を収縮させる作用を持っています。
血管が収縮すると当然その中を流れる血液の動きが悪くなり、血流障害を招きます。
勃起はペニスの海綿体の血管にスムーズに血液が流れ込まなければ起きないものなので、喫煙はダイレクトに勃起力の低下につながる可能性が高いです。
禁煙をして日頃から血管を弛緩させておくことが勃起力の低下を防ぎます。
とはいえ、なかなか禁煙することも簡単ではありませんので、そういった男性は1日にタバコを吸う本数を減らすだけでも効果があることがわかっているので実践してみましょう。
ツボを刺激する
精力アップのツボを刺激すると血行がよくなったり、生殖機能を高めたりすることができます。
精力アップや勃起力アップに関わっているツボにはたとえば「関元(かんげん)」という部位があげられます。
これはおへそから指4本程度下の位置にあるツボです。
その他には「大赫(だいかく)」という精力アップのツボもあります。
このツボは関元(かんげん)のすぐ両隣にあるので、関元(かんげん)を押すついでに指圧しましょう。
精力剤(精力サプリメント)を飲む
精力剤(精力サプリメント)で勃起に必要な栄養を補給することで勃起力アップを図ることも有効な方法です。
勃起力アップに有効なアルギニンやシトルリン、亜鉛などの成分を普段の食事からだけで必要な量を補うことはそんなに簡単ではありません。
特に普段の食生活の栄養バランスが崩れがちな男性は、精力剤(精力サプリメント)を利用する重要性が高いです。
以前は精力剤と言えば「すっぽん」「マムシ」などという滋養強壮系の素材をメインにした精力剤が多かったですが、今ではクラチャイダムやトンカットアリなどの素材やアルギニンや亜鉛などの有効成分をそのままmダイレクトに高配合している精力剤が増えてきました。
特に勃起力アップのためには一酸化窒素を発生させる働きがある「アルギニン」と「シトルリン」、テストステロンを増やす「亜鉛」をメインの成分にした精力剤を選ぶようにしましょう。
勃起のしくみとメカニズムをおさらい
勃起力アップの方法を実践する際に、そもそもの勃起の仕組みやメカニズムを理解しておくとより効率よく実践することが出来ます。
勃起のしくみ・メカニズムは細かく見ていくとなかなか複雑です。
というのも、血管やその中を流れる血液や神経などがうまく働き、その上で勃起を促す物質が作用しなければ勃起するには至らないからです。
男性のペニスは周囲の海綿体と尿道の海綿体で構成されています。
周囲の海綿体には血管が通っていますが、普段はこの血管には最小限の血液しか流れていません(酸素や栄養を運ぶため)。
しかし、性的興奮を覚えたり、性的刺激を受けたりすると、NO(一酸化窒素)が放出され海綿体の血管が弛緩します。
血管がゆるんだ分、多くの血液が海綿体に流れ込みペニスが膨張するわけですが、これによって勃起が始まるのです。
そして一度勃起が行われると、静脈が圧迫されることで血液が逃げにくくなり、勃起の維持が自然と行われるのです。
一酸化窒素が放出された時、サイクリックGMP(グアノシン一リン酸)という物質が細胞内で増え始めるのですが、これもペニスの血管・筋肉を弛緩させる働きを持っています。
ですので、「性的な興奮(性欲)「信号を送る神経」「NO(一酸化窒素)が増える」という部分が正常に働いて初めて勃起できるのです。
ですから、再三、私がテストステロンを増やして性欲をアップさせることや、NO(一酸化窒素)を増やす成分が必要だというのもこのメカニズムに沿った考え方なのです。
勃起力が低下する原因とは?大きく2つに分かれる
勃起力が低下する原因にはメンタル(心)が関わっているものと、フィジカル(体、機能)が関わっているものの2つがあります。
まずメンタル(心)での勃起力低下についてですが、緊張やストレスを受けることによって勃起がしにくくなるのが原因です。
なぜそうなるかというと、人は緊張やストレスを受けると自律神経の交感神経が優位になってしまうからです。
自律神経には交感神経の他にもうひとつ、副交感神経というものがあるのですが、勃起が行われる時は基本的に副交感神経が優位になっています。
そのため、緊張やストレスを受けている時に無理に勃起させようとしてもうまくいかないことが多いのです。
ちなみに副交感神経が優位になるのは心身がリラックスしている時です。
次にフィジカル(体、機能)での勃起力低下についてですが、これにはさまざまな原因が考えられます。
たとえば生殖器官自体の機能が弱まっていたり、神経がうまく働いていなかったり、血管や血液の状態が悪かったりすることなどがあげられます。
これらは主に機能面の問題ですが、もっと単純に体が疲れていたり、栄養状態が悪かったりすることで勃起力が低下することもあります。
EDかも?と心配な場合は病院で診てもらうのもアリ
勃起力低下の症状の程度が強い場合はED(勃起不全)を疑ってみるべきかもしれません。
軽度~中程度のEDであれば、今回紹介したような方法で改善をはかることは可能ですが、重いEDの場合は簡単には改善できません(もちろん、生活習慣の改善は必要です)。
ですので、勃起力の低下具合によってEDかな?と思う場合は専門のクリニックなど医療機関で診断してもらうのが1番確実かつ改善の近道でしょう。
場合によっては生活習慣ではなく、何らかの健康を害する病気にかかっていてEDになっていることもあるので、その場合はすぐに治療を受けなければなりません。
ED治療の相談ができる実は私たちが想像している以上に医療機関は数多くあります。
EDに対応している診療科とは具体的には泌尿器科、内科、ED専門クリニックの3つが代表的です。
泌尿器科、内科に相談するのは恥ずかしいという男性も多いはずですので、そういった場合はED専門クリニックに相談するのがいいでしょう。
ED専門であるだけに男性スタッフのみであるなど、患者さんへの配慮がしっかりしています。
まとめ~血行促進とテストステロンを増やすことが勃起力のポイント
勃起力アップの方法を紹介してきましたが、勃起力を改善する方法とはすなわち「いかに海綿体に血液を多く流すか」「テストステロンを増やすか」この2つに関係することが全てです。
ですので、上記に挙げた方法以外にも血行を促進する生活習慣や男性ホルモンを増やす方法は他にもありますので、アナタが実践しやすい方法を継続していけばOKです。
とはいえ、なかなか運動やバランスのいい食生活を習慣づけるには時間もかかりますし、難しい面もあるでしょう。
そういった男性こそ、精力剤で効率よく勃起力アップや精力増強に必要な成分を補いながら、生活習慣の改善も目指していきましょう。
以下には私が実際に試して効果が期待できるおすすめの精力剤をランキングしているので参考にしてみてください。
この記事を書いた人
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