今回は射精後に精力を早期回復するための方法を8つ紹介していきます。
射精後の精力の早期回復をはかるためにはまず、男性が射精後に性欲がなくなる理由を知る必要があります(いわゆる賢者タイム)
射精後に賢者タイムに突入する理由はプロラクチンという物質が関係しています。
プロラクチンという物質は射精時の快感と同時に性欲減退を起こさせる物質なのです。
「じゃあ、このプロラクチンを抑制できれば何回戦でも射精できるのでは?」
そう思う方も多いと思いますが、実は現代の医学ではこのプロラクチンを抑制する方法は解明されていません。
では、射精後の精力の早期回復はどうすればいいのか?
それには目先の連続射精するためのテクニック的な方法と精力アップや精液を増やす根本的な改善方法の2つがあるのです。
目次
射精後に早期回復する8つの方法
我慢しないですぐ出す。1回戦目のセックスを簡単に終わらせる
射精後の精力の早期回復のためには我慢しないですぐに射精することも有効です。
射精の早さはよほどの早漏や遅漏でもない限り、ある程度コントロールできる男性も多いかと思います。
普通セックスの時は快感を長く感じさせるために射精までの時間を長引かせるものですが、そうすると射精の準備が完全に整ってしまい、射精時の勢いや量が多くなります。
するとそれだけ多くのプロラクチンが分泌されて性欲減退する原因になるので、射精後の早期回復のためには1回戦は簡単に終わらせる方がいいのです。
オナ禁で早期回復!精液を数日溜めておく
オナニーやセックスを頻繁に行うという男性は一度その頻度を下げ、数日の間、精液を溜めておくことも検討するべきです。
というのも、男性の体は射精をして精液を失えば、新たに精液を作り出して精巣に溜め込む仕組みになっています。
しかし、頻繁にオナニーやセックスをしてどんどん射精してしまうと精液の再生産が間に合わなくなるのです。
すると少量射精しただけですぐに精力の早期回復ができなくなるというリスクが出てくるので、射精後の早期回復を望むなら満タンまで精液を溜めた方がいいでしょう。
ただし、あまり長くオナ禁をするとかえって精力減退につながります。
3日間で精嚢に精液は満タンに溜まりますから、基本的にはそれ以上のオナ禁(セックスも)は不要です。
甘出しで射精を小分けにする
射精後に精力の早期回復するための方法には甘出しして射精を小分けにする方法もあります。
甘出しは少量ずつ射精するテクニックですが、一度で大量に射精しない分、限りある精液を効率的に使うことができるわけです。
また快感が薄れる分、プロラクチンの分泌もゆるやかになり、急激に性欲減退することもなくなるはずです。
ただし、甘出しは性的興奮の気持ちの高ぶりを抑えたり、肛門に力を入れて射精をコントロールする技術が必要です。
射精後の精力の早期回復には有効な方法ではありますが、うまくコントロールするためにはある程度の訓練が必要ですので、高度な部類の射精テクニックに分類されます。
日頃から精液量を増やす食事や生活習慣を心掛ける
射精後の精力の早期回復のためには、シンプルに精液量が多いと回復しやすくなるので、精液量の生産上限を増やすことも有効な方法です。
精液量の生産上限を増やすには精液を作る食品や成分を摂取したり、生活環境を改善したりすることが必要になります。
なぜ精液量が多いと精力の早期回復がしやすいかというと、そもそも勃起や性欲というものは射精をするために起こることだからです。
精液がない状態で勃起したり、性欲がムラムラと湧くというのはその点から見ればある意味、不自然なことなので、自然な射精後の精力早期回復を目指すには精液量を増やすしかありません(精液がなくても無理やり勃起させることもできますが、快感は感じにくくなります)。
そのためにはまず、基本的な生活習慣の見直しが必要です。
適度な運動、ストレスを溜めない、睡眠を十分にとる、アルコールやタバコを控える…etc
また、食生活を改善することも精液量を増やすためには非常に重要です。
特に精液の生成に大きく関わる「亜鉛」「アルギニン」などは積極的に摂っていきましょう。
「アルギニン」は精液の約8割の原材料となる成分ですし、「亜鉛」は生殖機能の向上に効果が期待できます。
また、アルギニンは男性ホルモンであるテストステロンを増やす働きもあるため、より精液を増やすために効果的な成分です。
⇒精液を増やすための食べ物と成分はこちらの記事で詳しく解説しています。
適度な運動や筋トレなど体力アップ
射精(特にセックスの時)はかなり体力を消耗します。
そのため、射精後に性欲や眠気は克服できたとしても、単純に体力的に疲れて精力の早期回復できなくなるケースも多いです。
改善するためには体力や筋力をアップするのが近道ですので、運動や筋トレを日常の生活に取り入れることを検討してみてください。
特に社会人になると学生の頃と比べて運動や筋トレをまったくしなくなり、一気に体力が落ちることも珍しくありません。
また運動や筋トレは男性ホルモンであるテストステロンの分泌を促進するため、性欲を湧きやすくするメリットもあります。
精力絶倫の男性は筋肉隆々のマッチョなイメージがありますが、あながち間違っていないんですよね。
特にスクワットなどの下半身の筋トレはチントレにもなりますので、積極的に射精後の精力の早期回復のために鍛えておきましょう。
⇒精力増強に効果的な筋トレはコチラの記事で詳しく解説しています。
勃起に必要なNO(一酸化窒素)の量を増やす生活
一酸化窒素とは何かというと、血管を広げ、血液をスムーズに流れさせる作用を持つ物質です。
これは単純に健康にいい作用なのですが、実は勃起に大きな関わりがあります。
というのも、勃起は陰茎の血管を広げ、そこに血液を流入させることで成り立つ仕組みだからです。
つまり、体内で生み出される一酸化窒素の量が多ければそれだけ勃起力の早期回復にも役立つということになります。
一酸化窒素の量を増やすにはアルギニンやシトルリンといった成分を摂取するのが有効です。
そして、NO(一酸化窒素)をより効率よく生成するためにはアルギニンとシトルリンを両方同時に摂取することで、「NOサイクル」という相乗効果を生みます。
食品から摂る場合には、アルギニンは肉や魚、大豆など、たんぱく質系の食品に多く含まれており、シトルリンはスイカやメロン、きゅうりなど、ウリ科の植物に多く含まれています。
ただし、両方の成分を食事からだけで必要な摂取量をとるのは難しいので、精力剤などサプリメントを利用する方がいいでしょう。
テストステロンを増やす生活習慣を心掛ける
射精後の精力の早期回復には男性ホルモンであるテストステロンが鍵を握ります。
結局、射精後に賢者タイムに突入しても早期に性欲が湧きあがり、ペニスへ血液がまた大量に流れ込み勃起すれば早期回復して2回戦、3回戦を楽しめるわけです。
そのためには性欲を司るテストステロンを増やすのが根本的な解決に最も近いと言えます。
テストステロンを増やすには筋トレや日常的にストレスを溜めないこと、十分な睡眠など生活習慣の改善が必要になります。
その他にも適度なオナ禁(1週間程度)や魅力的な女性と接することでもテストステロンの値は上昇することがわかっています。
精力剤や精力サプリメントを使用する(アルギニンやシトルリン、亜鉛など)
射精後の精力の早期回復には精液を甘出ししたり、射精を我慢しないことなどテクニック的な方法もありますが、本質的にはテストステロンを増やすことや日頃から精液の量を増やすような食生活など生活習慣の改善が重要です。
中でも食生活は非常に重要で、いかに性欲向上や勃起力アップに効果的な成分を摂取できるかが大切です。
とはいえ、食生活から1日必要な精力増強に必要な数種類の成分を全て摂取するのはほぼ不可能でしょう。
ですから、精力剤やサプリメントで補給することが重要なのです。
具体的には勃起に必要な一酸化窒素を生成する「アルギニン」「シトルリン」、精液を作る「亜鉛」は欠かせない栄養素です。
特にアルギニンは精液の大部分の原料となりますし、テストステロンの分泌にも必要な成分です。
射精後に性欲が一気に減退して賢者タイムに突入してしまう理由とは?
射精後、男性は性欲が一気に減退し、それ以上性的なことに関心を持ちづらくなるのが普通です。
そのため、射精後に精力を早期回復するには相当の時間がかかってしまいます。
なぜ男性は射精後に性欲が減退するかというと、プロラクチンという物質が脳内で分泌されるからです。
このプロラクチンという物質は射精時の快感に関わっているものとされていますが、同時に性欲減退を起こさせる物質でもあるのです。
そのため、射精後にいくら気分を盛り上げようとしてもこの物質が作用している限り、一筋縄ではいきません。
いわゆる「賢者タイム(賢者モード)」と呼ばれる現象ですね。
プロラクチンが多く分泌されればされるほど快感が大きくなり、その後の性欲減退の度合いも大きくなると考えられています。
またプロラクチンが分泌されると眠気も感じるようになり、それも相まって射精後の回復を難しくしています。
つまり、この2つの症状をいかに克服するかが射精後に精力を早期回復する鍵となってくるわけです。
ですが、残念ながらこのプロラクチンの発生を抑える方法は今の現代医療でもわかっていません。
ですので、この記事で紹介したような方法で射精後の早期回復をはかるより他ならないのです。
射精が多いことは健康に良い。そのメリットとは?
射精回数や射精頻度が多いことは精巣が作り出した精液のほとんどを排出できるという点で健康に良いといえます。
精液はいつでも出せるように精巣に溜められるわけですが、なかなか排出されないと体の害になる可能性があります。
人間の身体は使わないと機能が衰えていくことが多く、生殖機能にとってもそれは例外ではありません。
全く射精をしないと必要がない機能だという認識で射精力がどんどん衰えていってしまいます。
また、長期間排出されない分は体内に吸収されたり、夢精で強制的に排出されたりするので、やはり溜まったものは出し切っておくのがいいでしょう。
実際に頻繁に射精している人の方が生殖器官まわりのがん(前立腺がん)になりにくいというデータもあるそうです。
特に前立腺がんはその罹患率から男性が警戒すべき病気として知られているので、予防目的のためにもできるだけ射精しておくといいでしょう。
また射精回数が多いということは単純に生殖能力が高いということなので、男性としてはこれ以上にない健康体ということになります。
⇒射精頻度や射精回数を増やすための方法はコチラの記事で詳しく解説
まとめ~射精後の精力の早期回復はテクニックと根本的な改善の両方を実践していこう
射精後に早期回復するには無理やり肉体的な刺激を与えたり、精神的な興奮を得ようとしたりするのではなく、体自体を早期回復が可能な体質に変えていくことが必要となります。
無理やり早期回復させたとしても射精量も少なく、快感もほとんど得られなくなるはずです。
それでは早期回復する意味がないので、しっかりとテストステロンを増やしたり勃起力アップのためのNO(一酸化窒素)の生成を高めたりと、生殖能力を高めて射精後の精力の早期回復を目指しましょう。
もちろん、今回紹介した方法の中にはセックスは1回戦を射精を我慢せずに簡単に終わらせる、数日オナ禁して精液を溜めるといったすぐに実践できる早期回復の為のテクニックもあります。
こういったテクニック的な目先の射精後の精力の早期回復の方法もやりつつ、根本的な早期回復できる身体を手に入れるために、生活習慣の改善や精力剤やサプリメントによって精力を増強していきましょう。
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