テストステロン 食べ物

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精力アップや勃起力アップに大きく関係する成分は普段の食生活から自然に摂取するのが理想です。

今回は男性ホルモンの95%を占める「テストステロン」を増やす食べ物を紹介します。

まず、その前にテストステロンを増やすための代表的な成分を確認しておきましょう。

コレステロールは健康の天敵、そのような悪いイメージが保たれているものの、実はテストステロンを始めとするホルモンの主な原料はコレステロールです。

コレステロールは摂取しすぎると血液に被害をもたらすものの、減らしすぎるのはよくありません。

ベジタリアンでも栄養素を意識することでテストステロンは増やせるものの、やはりテストステロンを増やすなら肉類を食べるのが基本です。

しかし、コレステロールだけではテストステロンは増えず、アルギニン、亜鉛、マグネシウム、カルシウムなどのテストステロンの分泌に関わる成分も欠かせません。

アルギニンは必須アミノ酸、亜鉛とマグネシウムとカルシウムはミネラルであり、どちらも意識しないとなかなか摂取できない成分です。

ホルモンは代謝の結果として分泌されるので、様々な栄養素をバランスよく摂取するのも重要です。

その上で、アルギニンや亜鉛などの特に重要な成分を重点的に摂取するのがテストステロン分泌への近道です。

テストステロンを増やすのに効果的な成分を含んだ代表的な食べ物

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テストステロンを増やすのに必要な代表的な成分が「亜鉛」や「アルギニン」などのアミノ酸であることはわかりました。

続いては、それらの成分を始めとするテストステロンを増やす代表的な食べ物をみていきたいと思います。

亜鉛「牡蠣」

テストステロン 亜鉛

テストステロン分泌に重要な役割をはたすのがミネラルに分類される亜鉛ですが、亜鉛が多く含まれていることで知られているのは牡蠣です。

牡蠣は人によって好みが分かれる食べ物ですが、亜鉛を効率よく摂取するためには積極的に食べたいところです。

亜鉛が多く含まれている食べ物は、他に牛もも肉、チーズ、レバー、うなぎなどが挙げられるものの、亜鉛の量では牡蠣が頭抜けています。

また、亜鉛は男性の性機能の方にも大きく関係している成分なので、摂取して損はありません。

牡蠣は必須アミノ酸、非必須アミノ酸なども多く含まれており、海のミルクと呼ばれるほどに栄養素が豊富な食べ物です。

日々の健康を保つためにも有用なので、摂取しておいた方がよいのです。

良質なたんぱく質(必須アミノ酸)「鶏卵」

テストステロン 鶏卵

生卵を一気飲みする、こんなシーンを映画で見たことがある人も多いかもしれませんが、これはテストステロンの分泌には効果が期待できます。

鶏卵はテストステロンの原料であるコレステロールが豊富で、さらに良質なタンパク質を多く含んでいるのです。

どうして鶏卵がテストステロンの分泌を促すか、それは必須アミノ酸が全て含まれているからです。

タンパク質が豊富な食材は肉や魚など多く挙げられるものの、必須アミノ酸が全て含まれているものはなかなかありません。

体内では作られない必須アミノ酸の全てをバランスよく摂取できる、これが鶏卵の魅力です。

ボディビルダーの人はよく鶏卵を食べていますが、それだけテストステロンの分泌や筋肉の増大に効果が期待できます。

含硫化合物「にんにく」

テストステロン にんにく

にんにくに含まれている含硫化合物は、テストステロンを増やす効果があるので、できるだけ摂取したい食材です。

含硫化合物はテストステロンを増加させ、さらにテストステロンの増加を抑えるコルチゾールの働きを妨げてくれます。

スタミナ食の代表的な存在のにんにくは健康面でも役立つものの、テストステロンを増やすことを考えるとただ食べるだけでは不足です。

にんにくはタンパク質と合わせることでより効率よくテストステロンを増やせるので、にんにくには肉類や卵と合わせるのが最適です。

含硫化合物はアブラナ科の野菜に多く含まれており、玉ねぎやニラなどでも摂取できます。

しかし、にんにくには複数の含硫化合物が含まれており、積極的に摂取したい食材です。

一価不飽和脂肪酸、飽和脂肪酸「アーモンド」「アボガド」

テストステロン アボカド

一価不飽和脂肪酸飽和脂肪酸はテストステロンの増加に効果的であり、一価不飽和脂肪酸はアーモンドアボカドに多く含まれています。

アーモンドはテストステロンの増加の効果が期待できることで有名ですが、一方でカロリーは高いので食べ過ぎには注意しないといけません。

アボカドは一価不飽和脂肪酸に加えて亜鉛、マグネシウムなどのミネラル、ビタミン類など栄養素が豊富であり、非常に優秀な食材と言っても過言ではありません。

飽和脂肪酸は赤身の肉に多く含まれていることもあって、摂取しすぎの人も珍しくはありません。

そのため、一価不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸がバランスよく含まれているアーモンドやアボカドは健康面とテストステロンの増加の両立に最適です。

ケセラチン「玉ねぎ」

テストステロン 玉ねぎ

玉ねぎは料理の際によく使われていますが、玉ねぎに含まれているケセラチンにはテストステロンの排出を抑制する働きがあるのです。

テストステロンを増やすための食材を多く摂取していても、テストステロンの排出が増えてはあまり効果は感じられません。

そのため、ケセラチンを多く含んでいる玉ねぎを積極的に料理に使い、亜鉛などと合わせて相乗効果を狙うのがよいのです。

また、玉ねぎ自体にもホルモンバランスを調整する効果が見込めるので、30代以降の男性にとっては役立つ野菜です。

肉類もテストステロンの増加のためには欠かせませんが、ケセラチンのような植物由来の成分は健康的にホルモンバランスを整えてくれるので、積極的に食べてください。

Dアスパラギン酸「アスパラガス」

アスパラガス テストステロン

アスパラガスをあまり積極的に食べないという人も多いかもしれませんが、実はアスパラガスは男性ホルモンと大きく関わっています。

アスパラガスは性欲を増進させる働きが見込め、アスパラギン酸が多く含まれているのがその理由です。

D-アスパラギン酸、そしてビタミンEはテストステロンの増加に効果があり、どちらもアスパラガスに多く含まれています。

事実、アスパラガスを頻繁に食べているボディビルダーも多く、テストステロンや筋肉との関わりも強いのです。

2009年に行われた実験では、1日に3.12gのD-アスパラギン酸を飲むことで男性のテストステロン値が平均42%も上昇しました。

そのため、テストステロン増加の面ではかなりの効果が期待できます。

ビタミンD「鮭」

ビタミンD 鮭

テストステロンの増加に効果がある栄養素の1つが、ビタミンDです。

このビタミンDは卵に多く含まれているのですが、もビタミンDが非常に豊富な食材です。

さらに、鮭はビタミンB、マグネシウムといったテストステロンの生成に効果がある成分が含まれています。

魚にはビタミンDが多く含まれていますが、その中でも鮭は含有量が特に多いので、積極的に食べて損はありません。

ただ、鮭ならどれでもよいわけではなく、なるべくなら天然で質のよい鮭を食べるのが重要です。

天然の鮭は、テストステロンの効果を阻害する性ホルモン結合グロブリンのレベルを下げる働きが期待できます。

養殖の鮭の方が手に入りやすいですが、天然の鮭を見かけたら購入するのもよいでしょう。

ジインドリルメタン(DIM)「ブロッコリー」

テストステロン ブロッコリー

ボディビルダーから注目を浴びているのがDIMことジインドリルメタンで、こちらはブロッコリーに含まれている希少な成分です。

筋肉を大きくするためには男性ホルモンのテストステロンが欠かせませんが、ジインドリルメタンは男性ホルモンの割合を高める効果があります。

筋トレもテストステロンの増加に有効なので、ボディビルダーにならってブロッコリーと筋トレを組み合わせると効果的です。

ブロッコリーだけでまかなうのは難しいので、サプリメントを使うのも手です。

アリシン「ニンニク」

テストステロン にんにく

ニンニクを代表する成分が硫黄化合物のアリシンであり、こちらはテストステロンを増やす効果が期待できます。

アリシンには筋肉の増加を妨げるホルモン、コルチゾールを抑制する効果もあるので、男性としての自信を取り戻したい人には最適な食材です。

ニンニクの難点はかなり好き嫌いが分かれる点で、まるで食べられない人も珍しくはありません。

にんにくを熟成させた黒にんにくは独特の癖がだいぶ消えているので、にんにくが苦手な人にとっては救世主的な存在です。

テストステロンにNGな食品とは?

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テストステロンを増やす食べ物を日々、摂取できることは理想ではありますが、なかなか現実的には難しい側面もあります。

そういった時に大事なのは、まずテストステロンにとってNGな食品を徹底的に避けることです。

また、そういった食品とは基本的に健康にも悪影響を及ぼすものが多いので、出来るだけ避けておきましょう。

マーガリンなどトランス脂肪酸を多く含む食品

マーガリン トランス脂肪酸

脂質はテストステロンを増やす上で重要なのですが、トランス脂肪酸のような質の悪い脂肪は避けた方が無難です。

トランス脂肪酸が多く含まれているのはマーガリンやジャンクフードで、これらは健康にとってよいものではありません。

パンには必ずマーガリンを使っている、これは非常に問題なので、まずはマーガリンをやめてバターに切り替えるのが有効です。

品質のよい無塩バターは、良質な脂肪としてテストステロンを増やす際に役立ちます。

コンビニ弁当やファーストフードなどジャンクフード

ジャンクフード テストステロン

コンビニ弁当、ファーストフードといったジャンクフードは、テストステロンを増やす上では好ましくはありません。

ジャンクフードは栄養が偏っている、塩分が多い傾向があるのも難点ですが、トランス脂肪酸といった体にとって有害な成分が多いのも問題です。

手軽に食べられるという点が役立つ場面もあるものの、それでも頻繁に食べるのは問題があります。

普段からコンビニ弁当、ファーストフードをよく食べているなら、バランスのよい食事を心がけてください。

甘いお菓子

甘いお菓子 テストステロン

甘いお菓子が好きな男性は多いですが、テストステロンを増やす上では甘いものは邪魔な存在です。

トランス脂肪酸はお菓子類にも多く含まれているので、日常的に甘いお菓子を食べている人は体に悪影響が出ても不思議ではありません。

また、問題はトランス脂肪酸だけではなく、糖質の取り過ぎもテストステロンの減少に繋がります。

お米、パンなど糖質が溢れている現代社会ではどうしても糖質の取り過ぎが発生するので、甘いお菓子を控えるのは有効です。

乳製品

乳製品 テストステロン

乳製品は体によいというイメージを持っている人も多いはずですが、テストステロンのことを考えると必ずしもよいものではありません。

乳製品には女性ホルモンのエストロゲンが多く含まれており、その影響で男性ホルモンのテストステロンの量が低下するのです。

ちょっと乳製品を摂取した程度でテストステロンが大きく低下することはないものの、乳製品を好んでいる人は注意が必要です。

間接的に、男性の精力の方にも乳製品は悪影響を及ぼします。

そもそもテストステロンとは?

テストステロンとは

テストステロンとは男性ホルモンの95%を占めるもので、男性ホルモンそのものと言っても過言ではありません。

男性ホルモンであるテストステロンは、性欲向上や勃起の維持力、筋力アップ、そして恋愛面など様々な場面で効果を発揮します。

ラットを使った実験で、全くモテないラットにテストステロンを注射しただけでメスが寄ってくるようになったという実験データもあるくらい、恋愛にも大きく関わっているのです。

恋愛面での効果が顕著ではあるものの、テストステロンの低下は男性更年期障害の原因にもなり、健康に生きるためには欠かせない存在です。

現代社会ではテストステロンが減少している男性も多く、まだまだ現役でいた男性には絶対に欠かせない成分だと言えます。

テストステロンが増える男性にとって嬉しい効果

テストステロン 効果

テストステロンが増える代表的な効果とは、

  • 筋肉増強、体力アップ
  • 性欲の向上、勃起力を高める
  • アンチエイジング
  • 記憶力や集中力アップなど脳機能工場
  • 女性にモテる
  • モチベーションアップ
  • 闘争心が湧き勝負ごとに強い
  • 前向き、ポジティブになる
  • コミュニケーション能力の向上

…etc

こういったものがあります。

テストステロンが増えて一気にモテるケースも珍しくはありませんが、これはテストステロンが結果的に女性にモテるような成果を引き出す役割を果たすからです。

そのため、テストステロンを増やす=男性らしい効果が発揮されることで女性から注目が集まり、モテ効果を実感することも期待できるのです。

テストステロンが多い男性を見分けるのは女性の本能に近く、モテることでよりテストステロンが分泌されるのでどんどん魅力的な男性に近づくわけです。

男性も30代を過ぎるとアンチエイジングといった言葉に惹かれる人も多いですが、テストステロンはアンチエイジングの面でも有用です。

テストステロンが減少すると体の衰えも進行しやすいので、30代以降に減少していくテストステロンをどうキープするかが鍵です。

テストステロンが多い人は浮気をしやすいなどのデメリットもありますが、それだけ性欲に大きく関わっているとも言い換えられます。

年齢を重ねてきて性欲が衰えてきたという自覚があるなら、テストステロンを増やすことで改善を図るのも手です。

幸せだと感じる時に放出される神経伝達物質、ドーパミンはやる気にも大きく関わっています。

ドーパミンの量により仕事の結果も大きく変わりますが、テストステロンが増えればドーパミンもより分泌されるのです。

若い時にはすぐに筋肉がついたのに、年をとるとまるで筋肉がつかない、これもテストステロンの減少が原因として挙げられます。

テストステロンが多い人は筋肉がつきやすいので、より効率よくセクシーな肉体を作れるのです。

体を引き締めるためにジムに通っている、筋トレをしている、そのような人はテストステロンを増やすことを意識するだけで結果はだいぶ変わります。

テストステロンは記憶力や集中力を向上させる働きもあり、認知症の改善に効果があるという論文もあるほどです。

認知能力にも大きく関わっているテストステロンを増やせば、脳内の働きの改善にも期待できます。

このように、テストステロンは男性にとってはなくてはならない存在なのです。

まとめ~テストステロンを効率よく増やす

テストステロンを増やす方法

テストステロンの量を増やして男らしさを得たいのなら、食事にも気を使う必要があります。

もっとも、実際にはテストステロン以外にも食事で注意すべきポイントは多く、カロリーや塩分なども気にしないといけないので、かなり大変なのは事実です。

どこから手をつければよいのか分からないなら、まずはジャンクフードやお菓子をなるべく避けるところから始めるのがよいでしょう。

そして、余裕が出てきたらカロリーに気をつけつつ肉類を増やすなど本格的なテストステロン対策に乗り出してください。

かなか現実的には普段の食生活からだけで、テストステロンを増やす栄養素を十分に摂取するというのは難しいものです。

また、中には好き嫌いやアレルギーの問題でどうしても食べられない食材がある場合もあるでしょう。

そういった時こそ、テストステロンの増加に効果的な栄養素をサプリメントから摂取するのが非常に有効です。

普段の食生活で摂れないテストステロン分泌に必要な栄養素をサプリメントで補充するのが最も効率的なやり方だといえます。