蜂の子は2000年も昔から不老長寿の薬ともてはやされてきたほど栄養価が高く貴重な食材として位置づけされてきました。
実際に蜂の子には必須アミノ酸を含む18種類のアミノ酸を始め、ミネラル類、ビタミンC群、ビタミンB群、脂肪酸など豊富でバランスよく栄養素を含んでいます。
さらにアルギニンや亜鉛など精力増強や勃起力アップに欠かせない成分を含むことから中年男性の滋養強壮には持って来いの食材です。
摂取方法としては佃煮や煮物で食べることもメジャーですし、精力アップ目的であれば蜂の子を含む精力剤やサプリメントから摂取するのも効率が良いでしょう。
目次
蜂の子の嬉しい6つの効果・効能とは
体力アップの効果
蜂の子の効果に様々な期待ができますが、その中でも大きな効果として挙げられるのが体力アップの効果です。
蜂の子にはビタミンB群やアミノ酸が豊富に含まれています。
ビタミンB群やアミノ酸はいずれも代謝を活性化させ、エネルギーを効率的に生み出し、体力アップ効果が期待できるわけです。
しかも代謝するにあたって酵素も必要なのですが、蜂の子にはミネラル類が多く含まれており補酵素といって酵素の働きを活性化する効果があると言われています。
滋養強壮や精力増強をするためにはその土台となる体力強化が必要ですので、中高年以降の精力減退気味の男性は試してみたい原材料の1つですね。
精力アップ・滋養強壮の効果
滋養強壮・精力アップのためには、男性ホルモンの分泌を活発にする必要があります。
蜂の子に含まれる亜鉛には、テストステロンの分泌を活発にする効能があると言われていますから滋養強壮や精力アップの効果も見込めます。
また最近、勃起力が低下している男性にも、蜂の子はおすすめです。
蜂の子にはアルギニンというアミノ酸の一種が豊富に含まれており、このアルギニンという成分には勃起を維持するにあたって欠かせない一酸化窒素の生成を促し、EDなどの症状を改善する効果効能が期待できます。
老化防止(アンチエイジング効果)
蜂の子にはビタミンB群やアミノ酸など代謝の活性化を促す効果の期待できる栄養分が多く含まれています。
そのほかにもビタミンCや亜鉛も多く含まれているのですが、いずれも活性酸素といって細胞の老化を進める物質を排除する働きがあります。
このような栄養分の働きによって、老化防止(アンチエイジング効果)が見込めます。
肌のたるみ・しわ対策や脳機能の維持、薄毛・抜け毛予防などの育毛効果の可能性もあります。
免疫力の向上
蜂の子にはビタミンCやアミノ酸が豊富に含まれています。
これらのビタミンCやアミノ酸などの栄養分にはいずれも免疫力を向上させる働きがあると言われています。
また、蜂の子には強い抗菌作用がありウイルスや細菌を抑制する働きを持っています。
こういった蜂の子に含まれる成分などの働きにより免疫機能が活発化することで風邪などの病気にかかりにくくなるのです。
仮に病気にかかったとしても早めに回復できたり、免疫力がアップすることで次にその病気にかかりにくくなる効果も期待できます。
耳鳴り、難聴の緩和
蜂の子には様々な健康への効果・効能がありますが、その中でも近年注目されているのが、耳鳴りをや難聴の改善効果です。
聴力のダウンにはコルチゾールというホルモンの一種が関係しているとみられているのですが、蜂の子には、この血中のコルチゾール値を低下させる効果があるとされています。
実際耳鳴りを伴う患者さんを対象に試験を行ったところ、長期間にわたり蜂の子を摂取することで耳鳴りや耳の聞こえにくさが改善されたというデータが出ているほどです。
めまいの改善
蜂の子に含まれる栄養分の中でも主成分といえる成分がアミノ酸です。
蜂の子は実に18種類のアミノ酸と9種類の体内では生成できない必須アミノ酸を含んでいます。
アミノ酸は様々な症状の緩和効果が期待できると言われており、その一つにめまいを改善する効果があります。
そもそも蜂の子とは?
「蜂の子」という言葉の通りハチの子供・ハチの幼虫やサナギのことを指します。
ハチの種類はいろいろとあって、ミツバチが多いですがそのほかにもスズメバチ・クロスズメバチ・アシナガバチ・クマバチなどが食用として使われています。
中国では2000年以上前から蜂の子を摂取する文化があったようで、「不老長寿の薬」として重宝されているほどです。
中国のほかにも、ルーマニアやタイ、メキシコなどで良質な蛋白源や滋養強壮の食材として食べられています。
日本でも一部の地方、具体的には長野・岐阜・愛知などの中部地方でも古くから食されていますね。
蜂の子の中でもおすすめなのが、オスのミツバチです。オスのミツバチはローヤルゼリーやハチミツ、花粉を常日頃から摂取しています。ですから非常に栄養価が高いのです。
ちなみにローヤルゼリーは健康・美容に効能があるとして注目を集めていますが、このローヤルゼリーと比較しても、蜂の子は高い栄養価を有していると言われています。
健康や美容に関心のある人は、蜂の子を摂取するのがおすすめなのです。
蜂の子の生産地はどこ?国内にもあるの?
蜂の子の生産地は世界でみると、中国やルーマニア、タイ、メキシコ、エクアドルなど広範囲にわたって広がっています。
ちなみに日本国内でも生産地は見られており、長野県や岐阜県、静岡県、山梨県、栃木県、岡山県、宮崎県などが主な生産地です。
この中でも主に山間地と呼ばれる地域で採取される傾向が見られます。
蜂の子に含まれる4つの有効成分とその主な効果
9種類の必須アミノ酸
蜂の子の主成分は9種類の必須アミノ酸です。
アミノ酸の中には自分の体内で生成できるものとできないものがありますが、自分で生成できないアミノ酸は必須アミノ酸と呼ばれ、自分で生成できない以上、外部から補っていくよりほかはありません。
この必須アミノ酸はどれか1つが欠けるだけでも筋肉や血液、骨などを作る上で支障をきたしてしまいます。
蜂の子に含まれる9種類のアミノ酸は、ロイシン・イソロイシン・リジン・バリン・フェニルアラニン・トレオニン・ヒスチジン・メチオニン・トリプトファンです。
アミノ酸は私たちの体の原料となる大事な栄養素です。蜂の子を摂取すれば、数多くのアミノ酸を一気に体内に取り込められるので数種類のサプリメントを使用するのと同等の効果をも得られる可能性があります。
アルギニンやタウリンなどアミノ酸
蜂の子には必須アミノ酸のほかにも、アルギニンやタウリンなど数多くのアミノ酸が配合されていて、全部合わせると実に18種類のアミノ酸が含まれています。
具体的にはグルタミン酸・アスパラギン酸・プロリン・アラニン・グリシン・チロシン・アルギニン・タウリンが挙げられます。
特にこの中でもアルギニンは、血液の循環を促し勃起に必要な一酸化窒素の生成に関わることから精力増強に深くかかわる成分とされています。
そのほかにもアミノ酸には体力アップや筋肉増強、疲労回復などの効果効能もありますので、男性機能のみならず体の健康維持に対して重要な役割が期待できるのでお勧めです。
亜鉛を始めとするミネラル類
蜂の子には亜鉛を始めとする各種ミネラルも豊富に含まれています。
ミネラルはビタミンとともに健康・美容のために必要な栄養分です。しかし普段の食生活ではミネラルを十分摂取できていないケースが多いとも言われています。
その点、蜂の子を摂取すれば、不足しているミネラルを補えますし、その中でも男性にとって見逃せないのは亜鉛の存在です。
亜鉛は欧米などでは「セックスミネラル」ともいわれるほど精力アップに大きな関わりがあります。
男性ホルモンの分泌を促進することによる性欲の向上、精子の運動率や精子量のアップ、勃起力の改善など、男性機能の総合的な面での向上効果が期待できます。
亜鉛には精力アップ以外でも、抗酸化作用や細胞分裂の促進などの健康面の効果効能も期待できることから男性にとっては欠かすことのできない成分の1つです。
パントテン酸などビタミンB群
蜂の子にはパントテン酸などビタミンB群も多く含まれています。
蜂の子に含まれるビタミンB群は具体的には、ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・パントテン酸・ピリドキシン・ビオチンがあげられます。
その中でも多く含まれているビタミンBはナイアシンとパントテン酸です。
ナイアシンにはエネルギーを効率的に作る効果があると言われており、そのため、脂質や糖質をどんどんエネルギーに変換できるのでダイエット効果などが期待できます。
さらに抗炎症効果も高いことが知られています。
パントテン酸も脂質や糖質、たんぱく質を使ってエネルギーを生み出す効果があることに加えて、さらに抗ストレスホルモンの合成を促す効果があるので、ストレス耐性を高められるでしょう。
ストレスは加齢とともに勃起力の低下や精力減退など男性機能を低下させる代表的な原因ですから、間接的に滋養強壮の効果も期待できますね。
蜂の子の副作用や注意点とは?
「蜂の子」とはサナギハチの幼虫を原料にしています。天然由来のものを使っているので、食材的に副作用の心配がありません。
ただし生産地の中には、周辺の環境状態が悪くて有害物質が混入する可能性も0ではありませんので注意しましょう。
もし蜂の子関連の商品を購入するのであれば、産地などを情報公開している信頼できるメーカーかどうかチェックすることです。
また、蜂の子にはアミノ酸やたんぱく質が豊富に含まれていますが、これらの成分は人によって過剰摂取するとアレルギー反応を起こす恐れがあります。
もともと何かのアレルギーを持っている人はリスクがありますので過剰摂取には注意しましょう。
蜂の子の代表的な摂取方法とは?
蜂の子の摂取方法は料理もしくはサプリメントのいずれかが一般的です。
料理の場合、信州の特産品である佃煮がおすすめです。
佃煮の場合、お酒のつまみとして、もしくはご飯の上にそのままかけて食べられるので手軽です。
自分で調理する場合には、煮つけがポピュラーです。煮つけを作る場合には手を放すと焦げてしまう恐れがありますので、こまめにかき混ぜるようにしましょう。
その他には蜂の子の含まれるサプリメントや精力剤や精力サプリの1つの原材料として使われていることもあります。
料理として口にするよりも手軽に誰でも飲めることが出来るので継続しやすさを重視するのであればサプリメントが適しています。
中でも蜂の子を含む精力サプリとして人気があるものに「ヴィトックスα」があります。
数ある精力サプリの中でもベストセラーの2つですので、勃起力の低下や精力減退、その他にもペニスのサイズや中折れなどで悩みがある男性は一度試してみる価値はあるでしょう。
蜂の子の効果が出るまでの期間とは?
蜂の子はこれまで紹介したように、滋養強壮や老化防止、免疫力のアップなど様々な効果が期待できます。
聴力の改善などはすでに科学的に研究され、実証できる実験結果なども出てきているほどです。
しかし蜂の子は医薬品ではありませんし、食べて飲んですぐに効果を実感できるわけではありません。
食事からでもサプリメントでも継続して摂取して、徐々に効果が実感できるようになるのが一般的です。
ですからしばらく摂取しても効果がなかったとしても、諦めずに一定期間は継続利用することです。
効果を実感するまでには個人差がありますから一概には言えませんが、目安としては3か月間は、効果の実感できるできないに関係なく続けてみてください。
蜂の子をおすすめする人とは?
蜂の子には滋養強壮や老化防止など様々なな効果・効能が期待できますので、特に以下の項目に該当する人がいれば、蜂の子を一度試してみるといいでしょう。
- 若いころと比較すると精力がダウンした方
- EDで悩んでいてパートナーとセックスレスの状態が続いてしまっている方
- どうも最近、疲れがたまりやすくなったと感じる方
- しっかり夜眠っても翌日に前の日の疲れが残ってしまっている方
- 風邪などの病気にかかりやすくなって、仕事などの日常生活に支障をきたしているので何とかしたい方
- 年齢を重ねても若いころと同じような体力や健康を維持したい方
- アンチエイジングに興味がある方
- 耳鳴りなどの耳の症状、めまいなどに悩まされている方
…etc
このような悩みがある方は、蜂の子を摂取することで症状が緩和することが期待できます。
まとめ~蜂の子はバランスよく豊富な栄養素を含んだ総合栄養食
いかがでしたか?
今回は蜂の子についての効果効能や成分などを紹介してきました。
蜂の子は昔から「不老長寿の薬」と言われるほど栄養価が高く重宝されてきた食材です。
アミノ酸を始めビタミンB、C群やミネラル類、脂肪酸などバランスよく豊富な栄養素を含んだ総合栄養食です。
そのため蜂の子の効果効能も精力増強や滋養強壮、老化防止や免疫力アップ、ストレスの緩和や脂肪燃焼効果など多岐に渡ります。
特にアルギニンや亜鉛など男性機能の向上には欠かせない成分を含んでいるために精力増強や勃起力アップの効果は中年男性には見逃せない効能です。
佃煮や煮物として食事から摂取するのも良いですが、精力アップや勃起力アップ目的で蜂の子を摂ることを考えているのであれば蜂の子を配合している精力剤やサプリメントからの摂取が効率がいいでしょう。
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