アルギニン 副作用

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アルギニンが男性にとって嬉しい効果が多い成分であることは有名ですが、反面気になるのは副作用ですよね。

アルギニンはアルカリ性の成分ですので、胃や腸などの消化器系を痛める副作用を起こす可能性はあります。

とはいえ、過剰摂取をしない限りは副作用を引き起こすことは少なく、服用方法さえ守ればあまり心配する必要はありません。

では、詳しくアルギニンの副作用の症状や適切な摂取量などをみていきましょう。

アルギニンの副作用について

アルギニン 副作用

アルギニンは精力増強や勃起力アップだけでなく、筋力増強や育毛、そしてダイエットなどにも効果があるという大変便利なアミノ酸です。

特に勃起不全など男性機能の工場には非常に効果的でアルギニンを多く含むサプリメントなども人気があります。

しかし、飲みすぎると副作用が起こる可能性があるということも報告されています。

とはいってもアルギニンで副作用が出ることは稀で、適量を飲んでいる場合には副作用はほとんどありません。

もし副作用が出たとすれば、過剰摂取で体に負担がかかっているということなので、摂取する量を減らすように心がけなければならないでしょう。

アルギニンの主な副作用は胃や腸といった消化器官に起こるもので比較的自分自身ですぐにわかるので、食事であれサプリメントであれ量を調整すること自体は難しくありません。

具体的なアルギニンの副作用の症状

アルギニン 副作用

では、実際にアルギニンを過剰摂取するといったい何が起こるのでしょうか。

もっとも一般的な副作用の症状は腹痛や下痢です。

もしこうした症状が出たなら、すぐに摂取するアルギニンの量を減らすようにしましょう。

アルギニンは強いアルカリ性の物質なので、過剰摂取すると胃や腸を傷つけてしまいます。

特にアルギニンのサプリメントの中には中和されていないものがあります。

すると強いアルカリ性のアルギニンが直接胃や腸に入ってしまうので消化器官に大きなダメージを与えてしまうのです。

もし中和されていないサプリメントを飲みたいという場合には、必ずオレンジジュースなど酸性の飲み物を合わせて飲むようにしましょう。

アルギニンの副作用の症状で他に可能性があるものとしては腎臓や肝臓の機能障害です。

重度になることはほとんどありませんが、アルギニンを過剰に摂取すると普段よりも代謝へエネルギーを使うために腎臓や肝臓に大きな負担がかかります。

元々、肝臓や腎臓に不安がある方であれば、サプリメントなどは控えめに摂取した方が良いでしょう。

アルギニン摂取を避けた方がよい人

アルギニン 控える

アルギニンを避けた方がよい人にはいくつかの種類があります。

まずは肝臓機能や腎臓機能に問題がある方です。

日常生活であれば問題ないという方でも、アルギニンを摂取することで負担がかかると病状が重くなる恐れもあるので避けた方が良いでしょう。

ただし適量を守ってさえいれば機能化向上することもあります。

また低血圧の方もアルギニンを避ける必要があります。

アルギニンは体内で一酸化窒素を作り出すという働きがあり、血管拡張効果が見られます。

低血圧の方は過剰摂取によって失神などの危険性があります。

加えてある調査ではアルギニンによって心筋梗塞の死亡率が高まったという結果が出ているので、心臓に不安がある方も避けた方が賢明でしょう。

アルギニンの適切な量と過剰摂取量について

アルギニン 摂取量

では、どのくらいであれば過剰摂取にならないのかという疑問が生じますよね。

アルギニンの適切な量は人によって異なるため、明確に何gということはできません。

さらにアルギニンは吸収効率が悪いので、ある程度の量を一日に摂取する必要があります。

一般的には3gから5gのアルギニンを摂取すると、精力増強や勃起力持続の効果が感じられるといわれています。

成人では9g程度までは副作用の心配などの問題なく摂り入れられる範囲です。この量を超えると人によっては副作用が出る可能性があります。

ある調査では、成長ホルモンの分泌を高めるためには体重1kgにつき235mgのアルギニンを摂るとよいという結果がでました。

これは体重70kgの人の場合16.5gほどになります。成人であれば21gほどが重度の副作用が出ない上限なので、これ以上サプリメントなどでアルギニンを摂るのは避けた方が賢明です。

もちろん21g以下でも腹痛や下痢といった副作用が出たならすぐに摂取量を減らすべきです。

アルギニンを摂取する適切なタイミング

アルギニン 飲む

アルギニンは吸収効率が悪いので、摂取する適切なタイミングを図るのがとても大切です。

そうしないと食事やサプリメントでせっかく摂ったアルギニンが吸収されずに体外に排出されてしまう可能性があります。

もっとも適切なタイミングとして一般的に言われているのは空腹時です。空腹時には体の吸収率が良く、最も効率的にアルギニンを吸収してくれます。

また、成長ホルモンが分泌されやすくなる時間帯に飲むのも非常に効果的です。したがって就寝時、運動の開始前、運動後なども摂取するのに良いタイミングです。

アルギニンは体内に摂取しても効果が6時間ほどしか持続しないという特徴もあるので、一日の飲む量を三回か四回に分けて空腹時や就寝時に飲めるようによく計画しましょう。

アルギニンの嬉しい効果とは

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アルギニンには実にたくさんの効果があります。

成長ホルモンの分泌を助けるので、身長を伸ばしたいという子供や最近薄毛が気になってきたという男性の方にピッタリです。

さらに高血圧、ダイエット、認知症、筋肉増強などにも効果があります。

アルギニンには血管拡張効果があり、その効果によって高血圧を改善したり筋肉がつくのを助けたりしてくれるのです。

そして男性のための効果として、精力増強や勃起力アップが有名ですね。

アルギニンの血管拡張効果は、勃起が海綿体に血液が流れ込むことによって生じるというメカニズムを考えた時に、当然ながら勃起力アップへの助けになります。

血液量が少なかったり血管が収縮していると勃起しなかったり、勃起が持続しなかったりしますが、アルギニンによって血管が拡張すれば血液の流れが良くなって海綿体に入る血液量が増えますから、勃起障害の改善も期待できます。

加えて成長ホルモンの分泌が多くなることで生殖器官が正常化します。

また、筋肉増強の効果があることも男性ホルモンであるテストステロンの分泌を促し、性欲の向上や精力増強に役立ちます。

まとめ~アルギニンは男性にとって非常に嬉しい効果を持つ成分

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アルギニンにはたくさんの良い効果があります。

成長ホルモンが増えたり血管が拡張することによって男性特有の精力増強や勃起力アップといった悩みも大いに改善が期待できます。

しかしアルギニンの効果を最大限に引き出すためには、適量を守るということが非常に重要です。

過剰摂取した場合には腹痛や下痢などの副作用が起こることがあります。

そういった症状が出た時には、すぐにアルギニンの摂取量を減らして適量を摂り入れ続けるようにしましょう。

さらにアルギニンを飲むのに適切なタイミングを図るのもとても大切です。

アルギニンを飲む時のルールをしっかり守って服用するなら副作用を経験せずに男性特有の問題を解決することが期待できるのです。