ムイラプアマは古くからブラジルなどの南米に伝わる男性機能を向上させる天然のハーブとして親しまれています。
その証拠にムイラプアマの根元の部分は医薬品登録されるほどなのです。
主にムイラプアマの男性にとって嬉しい効果としては「ED改善」「勃起力アップ」「性欲向上」などが挙げられます。
その他にも血流改善の効果から動脈硬化予防や血圧の抑制効果なども期待できます。
こういった様々な嬉しい効果があるムイラプアマではありますが、実はなぜそういった効果が生まれるのかという正確な根拠はわかっていません。
さらに、国内の精力剤や精力サプリに含まれるムイラプアマは医薬品成分が使用できないために、ムイラプアマの樹皮の部分のみが使われています。
ですので、現状ではムイラプアマの効果を我々が手軽に実感することはなかなか難しいでしょう。
目次
ムイラプアマの効果
ED改善
ムイラプアマは熱帯や亜熱帯地域に生息するハーブで、日本ではあまり聞き覚えのない精力成分ですが、主成分ではないもののサポート的な成分としては精力剤や精力サプリにもよく使われています。
ムイラプアマに含まれる有効成分であるムイラプアミンには血流促進作用があることから、勃起力アップやED改善に効果的だとされています。
その実力は海外の臨床試験でも確認されており、ムイラプアマを処方をされたED患者の約50%程度の方たちが症状の改善が見られたそうです。
また、ED改善の他に約60%以上の方たちが性欲アップに効果が見られたという報告もあります。
その他にもアンチエイジング効果や自律神経の調整をする働きによるストレスの緩和の効果などもあることから、精力アップの効果も期待されます。
性欲増強効果
ムイラプアマは上記のED改善の効果が報告された臨床実験でも書いたように、ED改善効果と同時に約60%以上の男性が性欲が向上したことが確認されています。
その他にも別の臨床実験では約7割近いカップルがムイラプアマの摂取によりセックスの頻度が増えたと答えています。
なぜ、ムイラプアマを摂取することで性欲増強に繋がるのかという根拠に関しては、ムイラプアマに含まれるムイラプアミンという成分による血流改善効果の他に、テストステロンの値が増える事が大きく関係していると考えられています。
ただし、ムイラプアマのどの成分がテストステロンの値に影響を与えているかは正確にはわかってはいないそうです。
血流改善による血圧の低下や動脈硬化予防など
ムイラプアマ樹皮には抗酸化作用の強いクマリンというポリフェノールの一種が豊富に含まれています。
このポリフェノールの働きによって結果として、血流をアップさせ血圧を下げる効能が得られると考えられています。
一般的に血液がドロドロの方は血管が詰まっていたり、劣化による血管の収縮が起こっている場合が多いです。
これらの症状により血流はどんどん悪化してしまいます。
高血圧の方は、根本的に血管の修復・回復と血液の流動性を高める改善策が必要です。
そこでムイラプアマに含まれるポリフェノールの一種であるクマリンという成分が、血液凝固の防止作用を発揮して、血液をサラサラな状態にキープしてくれる働きが期待できます。
これは前述した勃起力の乏しい男性やED患者の方にも有効な効果で、クマリンの血流改善効果をもって治療にあたるクリニックもある程です。
その他の効果~血圧低下、ストレスの緩和など
ムイラプアマに含まれている有効成分には、血液をサラサラにする効果が期待できるポリフェノールの一種であるクマリンという成分があります。
このクマリンは血圧を下げるのに有効であるのと同時に、コレステロールの低下にも効果的です。
またムイラプアミンは性欲増強・精力アップの元となるテストステロンを増やす働きもわかっていることから、筋肉増強効果も期待できます。
同時に自律神経の緊張を緩和させる効能あることからストレス緩和の効果も期待できるでしょう。
さらに、前立腺肥大の改善効果と男性の抜け毛予防が期待できるステロールと、脳に効いて鎮静作用を発揮し、体内の血液循環系を回復させるアルカロイドという成分らも含まれています。
他にもムイラプアマには有効成分がいくつか含まれていますが、総合的に健康をアップさせる薬として使用されていて、結果的にアンチエイジング効果につながる効能が期待されています。
そもそもムイラプアマとは
ムイラプアマはアマゾンに自生しているハーブで、男性機能を活性化させる有効成分を多種含有している事で有名です。
その効果とは主に血行促進や性欲増強の効果で、根本治癒的なアプローチから性機能の働きを高めるとされています。
現在ではバイアグラの様なED治療薬がありますが、あくまでも対処治療からのアプローチで、薬の効き目が切れるとED状態に戻ってしまいます。
しかしムイラプアマなどの天然由来の効能を持つ薬剤は、長期服用をする事で体質改善を促進し、障害の原因自体を根本的に改善させる様に働きます。
原住民のインカ人は古くからこの効果を知っており、精力剤として愛用していました。
そんな滋養強壮剤であるムイラプアマは、特に樹皮部分に性欲アップの効果が強く、この部分を粉末にしたり、エキスを抽出してサプリメントにして市販されています。
その効果は勃起力に顕著に見られており、中折れする方やED症状のある方には有効とされています。
ムイラプアマの成分について
ムイラプアマの成分については、100年近い研究の結果明らかになっています。
主な成分を列記しますと、エネルギー源となる飽和脂肪酸の遊離長鎖脂肪酸があります。
それから血液をサラサラにして血流をアップさせる効果を持つクマリン、また性欲・精力アップに効果的でED改善に服用されるムイラプアミンがあります。
このムイラプアミンこそが精力アップのメイン成分で、神経の緊張緩和の効能と筋肉増強やストレス解消も期待できる成分なのです。
脳に働きかけて鎮静作用を促し、体内の血液循環を良くするアルカロイドやエステル化合物、アフファレジニック酸、βレジニック酸なども含有されています。
ただし、これらの成分がどう働くかのメカニズムまでは残念ながら完全に把握されていません。
ムイラプアマの副作用
ムイラプアマは天然由来の成分という事で、特に問題となる副作用は確認されていません。
ただし、その効果・効能の強さから医薬品に指定されていて医師の処方が必要となっています。
もちろん個人輸入の形で海外のサプリメントなどが購入可能ですが、くれぐれも過剰摂取は避ける様にしましょう。
敢えて副作用を挙げるならば、クマリンは過剰摂取によって肝臓を傷めてしまうとされています。
またムイラプアマはハーブ薬であるので、適量を越えれば気分を害する事もあるでしょう。
ムイラプアマの摂取方法
ムイラプアマの適切な摂取方法としてハーブ茶を挙げる事ができますが、この方法ですと有効成分の抽出率が落ちますので、エキスとして配合されているサプリメントを服用する方が効果的でしょう。
ただし、有効成分のクマリンは過剰摂取によって肝機能を弊害する恐れがあるとされています。
そこで体重1kgに対して1日0.1mgまでが許容範囲とされています。
つまり体重70kgの男性ならば、1日に7mgまでを目安にして服用すると良いでしょう。
ムイラプアマの摂取が役に立つ男性とは
この様にムイラプアマには精力増強から性欲増強、血圧の低下やストレスの緩和までと幅広い効果・効能がありますが、特に次の様な症状のある男性の方にはおすすめです。
- ED症状のある方
- 中折れ癖や勃起力が弱くて満足のいく性行為が楽しめない方
- 慢性的なストレスや疲労を溜め込んでしまって、なかなかやる気が出せない方
- メタボや高血圧症といった生活習慣病、または予備軍の方
…etc
これらの症状がある方は、定期的なムイラプアマの摂取は効果的でしょう。
現代社会の生活環境で生じる健康被害は、病院の処方する薬では改善されないことが少なくないことが現状です。
また精力低下や性欲の減退もその最たる症状で、長期のケアで徐々に体質改善を行う方が効果的です。
ムイラプアマのような天然の原材料を継続して摂取することは男性機能のみならず心身の健康のサポートに役立ちます。
まとめ~ムイラプアマの樹の根元は医薬品登録されるほどの効果があることが実証されてはいるものの・・・・
いかがでしたか?
今回はムイラプアマの効果や成分などについて紹介してきました。
ムイラプアマは古くから男性機能の向上に効果的であるとされており、ムイラプアマの樹の根元の部分は医薬品として登録されているほど効果については実証されています。
ですが、ED改善や性欲向上などの効果があるとされる一方で、正確にはムイラプアマに含まれるどの成分のどういった働きによるものなのかはわかっていないそうです。
また、ムイラプアマの根元の部分は医薬品扱いですので、医師の処方箋なしでは手に入れることが出来ません。
精力剤や精力サプリの原材料の中にムイラプアマが表記されていることがありますが、これは根元の部分ではなく樹皮が使用されています。
ですので、本来のムイラプアマの効果・効能を実感することは実際にはなかなか難しいと言わざるを得ませんね。
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