
テストステロンが増えるとその副作用で「ハゲ」や「子供ができない」などといった噂を聞いたことがある男性も多いかと思います。
でも、実際にところどうなのでしょうか?
今回はテストステロンが増えることによる副作用について紹介していきます。
目次
まずはおさらい。そもそもテストステロンのメリット&デメリットとは?
まずはテストステロンのメリットとデメリットについておさらいしておきましょう。
男性ホルモンのテストステロンは、筋肉の増大や骨格の発達に大きく関わり、さらに性欲の増強や勃起力アップにも関わる働きがあります。
テストステロンがあまりに多いと好戦的な性格や女好き(浮気性)などデメリットもありますが、ある程度の量であれば少ないようりは多い方が男性らしく魅力的に見えるものです。
逆に、テストステロンの量が少ないと女性からみて魅力に欠ける男性に映ってしまうだけではなく、更年期障害など健康面でも悪影響が出るなど非常に大きなデメリットがあります。
テストステロンの減少は男性の更年期障害に繋がるので、健康に生きる上でも、男性として魅力的に生きる上でもテストステロンの存在は非常に重要です。
テストステロンの量は生まれつき差があり、元々分泌が少ない人がいることは避けられない事実ですが、とはいえ生活習慣の改善などである程度、分泌を促すことは可能です。
テストステロンの正常値とは
テストステロンには日内変動があり、1日の中でも時間帯によって血中濃度にはだいぶ差が見られます。
朝の方がテストステロンは値が高く安定しており、日中は低下する傾向があるので、血液検査の際には朝に採血をするケースが多いのです。
テストステロンの正常値は2.00ng/mlから7.60ng/mlの間であり、1.99ng/ml以下なら低下が認められ、7.60ng/ml以上なら多すぎます。
もっとも基準値内に収まっていても、それでホルモン関係の疾患がないと断言はできません。
参考サイト:「検査ぶっく テストステロンの基準値・正常値まとめ」
テストステロンの薬などで起こりえる副作用とは?
男性ホルモンであるテストステロンが不足している場合、注射で男性ホルモンを注入するホルモン補充療法を継続的に受けることもあります。
女性と男性でホルモン補充療法による副作用はやや異なるのですが、男性の場合は赤血球が異常に増加する多血症、乳房の女性化、ニキビなどが代表的な副作用です。
また、ホルモン補充療法は精巣を小さくし不妊を促す効果があるので、子供を望んでいるなら治療を受けることは好ましくありません。
もちろん、事前に検査をしてから治療が開始されるので、副作用が気になる人は事前に医師に確認してください。
テストステロンが不足している場合、内服薬の形でテストステロンを補充するケースは少ないものの、薬自体はあります。
代表的なテストステロンの薬はメチルテストステロンで、テストステロンとメチル基を合成させたホルモン剤です。
このようなテストステロンを補充する薬を使う場合の副作用は、男性だと持続性勃起や陰茎肥大など下半身に関わるものが多数を占めています。
長期的にテストステロンの薬を多く服用した場合、逆に精液や精子が減る副作用もあるので、何か異変を感じたら必ず医師に相談しなければいけません。
またその他には、肝機能値に悪影響が出るケースもあります。
参照サイト:メンズヘルスクリニック東京「テストステロンを増やす治療に副作用はあるのか」
テストステロンでハゲになるっていうのは本当なのか?テストステロンと薄毛の関係
男性ホルモンが多いと体毛が濃くなりますが、このような人はハゲやすいという俗説は聞いたことがある人も多いでしょう。
テストステロンはハゲとも関係していますが、テストステロンを増やしたら必ずしもハゲるわけではありません。
酵素の5αリダクターゼによりテストステロンがジヒドロテストステロンに変化するのですが、このジヒドロテストステロンが抜け毛を促進させる直接的な原因です。
5αリダクターゼの働きが活発ならテストステロンが少なくてもジヒドロテストステロンは増えやすく、逆に5αリダクターゼが活発でないならテストステロンが多くてもジヒドロテストステロンは増えないのです。
テストステロンは無関係ではありませんが、「テストステロン増加=ハゲる」という風に過剰に気にする必要はありません。
テストステロンは睾丸が縮むって本当?不妊との関係は
不妊で悩んでいる夫婦のうち、男性が原因であるケースは約半数とかなり多く、子供を望んでいる夫婦にとっては悩ましい問題です。
テストステロンは不妊にも大きく関係しており、基本的にテストステロンが多いほど子供にも期待が持てます。
男性の精子は35歳頃から劣化が始まるのですが、この劣化の最大の要因はテストステロンの減少です。
テストステロンを増やせば必ずしも問題が解決するわけではありませんが、テストステロンを増やす努力をすることは有効です。
ただし、テストステロンを増やすのは不妊に効果的ではありますが、一方で増やす手段によっては睾丸が縮んで不妊に繋がる場合があります。
男性の更年期障害でよく用いられているテストステロン補充療法は精巣を縮めてしまう可能性があります。
また、長期に渡って薬を打つことで精子や精液が減る可能性もあり、テストステロンの補充療法は不妊に繋がる可能性がある治療法なので、子供が欲しい人にとっては望ましい方法ではありません。
テストステロンを普通に増やす分にはあまり心配する必要はない
テストステロン補充療法は不妊の危険性もあるものの、それ以外の方法でテストステロンを増やすのであれば特に危険性はありません。
薬やサプリメントを使用する場合も、医師や薬剤師の指示に従って服用すれば安全なので、過剰に心配する必要はないのです。
サプリメントは薬とは違い、分類的にはただの食品なので基本的に副作用はありません。
薬ほどの即効性は見られないので、すぐに劇的な変化は期待できませんが、継続的に摂取することでテストステロンの減少を抑制することが期待できます。
治療薬の場合は必ず用法を守る必要があるのは当然ですが、サプリメントの場合もメーカーが推奨している使い方を守ることが副作用を起こさないためには重要となります。
テストステロンの嬉しい様々な効果
テストステロンを増やすことでの副作用を恐れることよりも、加齢によるテストステロンの減少に何も手を打たないことの方がむしろリスクは高いのではないかと思います。
テストステロンは老化防止の効果が期待できますし、逆にテストステロンが減少すると外見も体内も一気に老ける可能性もあります。
筋肉質な体を作る上でもテストステロンが多い方が有利なので、成果が出ればモチベーションも上がり、より筋トレや運動に打ち込めるのです。
またテストステロンには性欲を向上させる働きもあるので、若い頃に比べてめっきり性欲が衰えたという人にとってテストステロンは心強い存在です。
精子の作成にもテストステロンは大きく関わっているので、性欲だけでなく性機能を向上させる効果も見込めます。
その他には、テストステロンは幸福感ややる気に関わっているドーパミンを放出させる働きがあり、逆に怒りなどのマイナスの感情を落ち着かせるので、テストステロンが増えれば精神的にも安定する効果が期待できます。
さらに、テストステロンは記憶力や集中力といった認知能力にも影響し、認知症に効果的であるとのデータもあるくらいです。
表現力にもよい影響を与えるだけでなく、言語能力の上昇が見込めるので、これから英語などの外国語を学びたいという人にとってもテストステロンは最適です。
これらの様々なメリットが期待できるテストステロンを増やすことは男性にとって有効な手段であるといえるでしょう。
まとめ~過剰に副作用などを心配し過ぎることもリスクが高い
男性ホルモンが多いことは必ずしもよいことではない、そのようなイメージを持っている人も多いでしょう。
事実、男性ホルモンが多すぎるのは確かに問題もあるのですが、テストステロンが加齢と共に減少していく以上、男性ホルモンが多すぎて困っている30代以降の男性の方が少ないのではないでしょうか。
むしろ、ほとんどの男性がテストステロン不足で起こるデメリットの方に悩みがある方が多く、テストステロンを増やすために積極的に行動するのは男らしさを求める上で有効な手段です。
ハゲたらどうしよう、不妊に繋がるのではないかと不安な方も、あまり過剰に心配する必要はありません。
個人的にはかえって副作用を怖がり過ぎて加齢に対して何も行動せずに、ただの傍観者である方がよほどリスクが高いと思います。
日常的に食事や運動など自然な形でテストステロンを増やすのが理想ですが、精力剤や精力サプリメントなどを併用していくのが1番効率的でしょう。
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