男なら誰しも年齢を重ねても精力に満ち溢れて女性を悦ばせたいものです。
ですが、男性は40歳くらいを境に急激に精力や性欲が減退していくことが多く、EDになる男性も少なくありません。
では、どうすればいつまで若い精力を保つことができるのでしょうか?
今回は40歳を超えてなお精力アップを続ける私が、今日からでも出来る精力アップ、精力増強の方法を紹介したいと思います。
まずはそもそもなぜ、精力減退していくのか、大きな原因についてみてみましょう。
目次
精力アップや精力増強のための原理とは?
精力減退の大きな原因の1つは男性ホルモンであるテストステロンの分泌量の低下です。
ですから精力アップや精力増強するにはシンプルにテストステロンの分泌量を増やせばよいということになります。
精力減退は精神的な要因と身体的な要因に分けることができますが、いずれにせよ男性ホルモンであるテストステロンの分泌量と関連するので、その要因を一つ一つ取り除いていくことが大切です。
ただ、その前提として、テストステロンを正常に分泌させ、質の良い精子の生成を活発するために、材料となる栄養素を不足のないように補うことが必要です。
つまり、精力の元となるたんぱく質(アミノ酸)、ビタミン類、ミネラル類をバランスよく摂取することです。
ただし、摂取した栄養素が新たな細胞として生まれ変わるのには、最低でも数カ月はかかりますので、精力アップには即効性はないということ覚えておいてください。
ED治療薬によって瞬間的に勃起力が高まったとしても、それは薬による一時的な効果に過ぎないですから、根本的に解決するには日々の生活を改善していくしかありません。
その改善策の中には、精力減退の一要因であるストレスを取り除くことも含まれます。
要は、必要な栄養をしっかり摂った上で、正常に精力アップに作用するような生活習慣をとりいれつつ、精力減退の要因を一つ一つ取り除いていくというのが基本原理です。
精力アップや精力増強に効果的な11の方法
では、具体的な精力アップや精力増強の方法を紹介していきます。
全てをやる必要はありませんが、まずは自分が出来そうなものからすぐに実践してきましょう。
食生活の改善
精力アップのための食生活で意識することは、男性ホルモンが減少する食材を避けることです。
トランス脂肪酸を多く含むジャンクフードは善玉コレステロールを減少させるので、男性ホルモンの減少につながります。
また、砂糖たっぷりの甘いお菓子は、血糖値を急上昇させて精子欠乏症や糖尿病のリスクを高めます。
つまり、外食や間食を控えることが前提です。
そのうえで、毎日の食事メニューを高たんぱく・低脂肪を意識して設計しましょう。
たんぱく質は精子だけでなく人間の体の基本材料です。
また、精子の生成や精子そのものの材料となるビタミンB群やビタミンC、亜鉛などのミネラル、アルギニンなどのアミノ酸のバランスの良い摂取を心がけましょう。
筋トレ(主にスクワット)
精力アップのためには男性ホルモンの分泌量を高める必要がありますが、手っ取り早い方法が体の筋肉量を増やすことです。
筋肉量が増えると、脳は男性ホルモンがもっと必要だと判断するので、精巣に送られる男性ホルモンが増加します。
ですから、筋トレが精力アップに効果的です。
なかでも下半身をダイレクトに鍛えるスクワットが精力アップに絶大な効果があります。
ペニスは体の外に露出している部分だけではなく、大臀筋や大腿四頭筋など下半身の大きな筋肉と連動して勃起します。
ですから、それらの筋肉に直接作用するスクワットを続ければ、筋肉が増えるだけでなく、勃起力も向上するのです。
ただし、スクワットは膝を痛めやすいので、慣れないうちは無理をしないようにしてください。
禁煙
喫煙者は禁煙するだけで精力アップが望めます。
タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があるからです。
ニコチンが体内に摂取されると、直後に血管が細くなります。
血管が細くなれば、血液の量が低下し、血行不良になってしまいます。
ペニスにつながる末端の毛細血管は、ただでさえ多くの血液を運べない細い血管です。
それがさらに細くなるのですから、勃起時にペニスまで十分な血液が運ばれません。禁煙すればそれがなくなって精力アップにつながるのです。
ツボ押し
勃起力の低下を改善するツボがあります。
三焦経というツボで、左手薬指の爪の先から3mmほど離れた場所です。
このツボを刺激することで、血流が改善されるとともに男性ホルモンの分泌も活発になります。
そのため、このツボを押すことを習慣にすれば精力アップも期待できるでしょう。
また、おへその裏側の背骨から指2本分外側に離れた場所にある腎兪というツボも、精力アップに効果が期待できるほか、疲労の軽減や腰痛の緩和などにも有効です。
ダイエット、メタボ対策
男性ホルモンの分泌量の低下が精力減退の原因ですが、男性ホルモンであるテストステロンの分泌量と肥満には反比例の関係があります。
脂肪が増えるほど男性ホルモンの分泌量が減少するので、肥満の人ほど精力の衰えを感じやすいのです。
逆に、脂肪を減らし筋肉を鍛えれば、分泌される男性ホルモンの量が高まり、精力がアップします。
精力をアップさせるには、筋肉量を増やすようなダイエットが有効です。
単に食事量を減らすだけでは、精子を作るたんぱく質やビタミン・ミネラルが不足してしまうので、精力アップは果たせません。
必要な栄養はしっかり摂りつつ、運動によって筋肉量を増やしましょう。本格的なトレーニングでなくとも、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動で十分です。
適度なオナニー
オナ禁によって精力がアップするという噂がありますが、これは正しくありません。
何日も我慢した後で射精すれば快感が高まるため、錯覚するだけのことです。
精巣内の精液は3日ほどで満タンになり、そのまま射精せずにいると、精子の鮮度がどんどん落ちていきます。
また、ずっと射精しないと、体は新しい精子が必要ないと判断して精子の生成まで低下してしまいます。
人体のあらゆる器官は使わなければ退化しますし、使えば使うほど進化します。
つまり、精力アップのためには頻繁に勃起させ、定期的に射精することが大切です。
ただし、きつく握りしめたり床に擦りつけたりしてするオナニーは、ペニスの細胞を傷つけ勃起不全となるリスクもあるので控えましょう。
肛門運動、PC筋トレ
肛門運動によって精力アップが図れます。
一見、精力と肛門には因果関係がないようですが、実はペニスはPC筋というペニスの根元から伸びている筋肉によって肛門とつながっています。
勃起するとペニスが上を向くのはPC筋が支えているからです。
PC筋の衰えは勃起力の低下や尿切れの悪さなどの原因ですが、インナーマッスルなので自分ではなかなか衰えを実感できません。
運動不足や加齢によって徐々にPC筋は衰えていきますから、意識的に鍛えることが大切です。
やり方は簡単です。まず、肛門に力を入れて思いっきり閉めます。
肛門を全力で閉めた状態を10秒ほど維持し、次に深く呼吸しながら緩めます。この開閉運動を10回で1セットとし、1日に5セットほど行うとよいでしょう。
金冷法
金冷法は古来より行われている精力アップのトレーニングです。
金玉(睾丸)を冷やすことで機能アップを目指します。睾丸は体のほかの部分より低い温度が適温で、体温より4~5℃低いのが通常です。
しかし、股間を締めつけるような下着を着けていると、下着の内部が蒸れて睾丸の温度も上昇してしまいます。
睾丸は適温を超えると機能が低下して、男性ホルモンの分泌量や精子の生成量が減少し、精力を減退させてしまいますから、温度が上昇した睾丸を冷やして適温に戻すことが正常に機能させるには大切なのです。
それによって、男性ホルモンの分泌量や精子の生成量が増加します。やり方は簡単で、水とお湯を入れた洗面器を用意し、睾丸をそれぞれ交互に1分ほど浸すだけです。
テストステロン補充療法
テストステロン補充療法とは、男性の更年期障害の治療を目的に、テストステロンを経口薬や注射によって補充する療法です。
更年期障害といえば女性の病気というイメージがありますが、実は中高年の男性にも多く見られ、疲れやすい、性欲が湧かない、やる気が出ないといった症状から、頭痛や頻尿などの症状などが表れます。
これはテストステロンの分泌量が低下していることが原因です。
そこで、人為的に体内のテストステロン量を増加させることによって、これらの症状の改善を目指します。
EDが回復する可能性もあるので、精力アップとも関連付けて語られるわけです。
ただし、この治療法を受けるには医師の診断が必要ですので、まずは病院で検査を受けてください。
マッサージ(前立腺、精巣活性化)
精巣活性化マッサージは、精子の生成を促して精力アップするためのものです。
デリケートな場所を刺激するため長時間のマッサージは危険ですが、短い時間で優しく行う分には効果が期待できます。
具体的には、睾丸が刺激されて精巣の働きが活発化し、精子の数や精液の量を増加させることにつながります。男性ホルモンの分泌も活性化されますから、性欲も高まることが期待できるでしょう。
また、睾丸まわりのリンパ節をマッサージすることで血流が改善し、勃起時にペニスに流れ込む血液量をアップすることも期待できます。
前立腺マッサージも精力アップに効果はありますが、肛門内部の膀胱に近い位置にあるため、自分で適度にマッサージするのはちょっと難しいです。
精力剤や精力サプリメント
精力剤とは、精力アップを目的に性機能の増強に効果が期待できる成分を配合した薬剤や食品のことです。
医薬品の精力剤もありますが、薬局やコンビニで手軽に買えるのはサプリメントに分類される一般食品と同じ扱いのものです。
精力剤や精力サプリと呼ばれるものには数多くの種類があり、それぞれ勃起力の向上、性欲アップ、血行促進、滋養強壮など精力アップ、精力増強全般に効果が期待できます。
アルギニンやシトルリン、亜鉛など精力アップに必須の栄養素をバランスよく配合しているものなら、継続的に摂取することでいずれは精力アップを実感できる可能性は高いです。
ただし、サプリメントの場合、医薬品ではなく健康食品である以上、強い効果や即効性はありません。
普段食生活では摂れない栄養を摂取するためのサポート役として捉えるに留めましょう。
ED治療薬で精力アップはできない
精力を手軽にアップさせるには、バイアグラなどのED治療薬を飲めばよいと考える人がいます。
実はこれは大きな間違いなのです。ED治療薬には、飲むだけで性欲が高まったり、精力を増強させたりするような働きはありません。
あくまでその場限りの勃起薬です。
根本的な解決にはつながらない上に副作用もあります。
精力をアップさせる精力剤や精力サプリとバイアグラなどのED治療薬は配合成分がまったく異なるのです。
ED治療薬とは、海綿体の血管を収縮させる酵素の働きを阻害することによって、自然な勃起をサポートするための薬です。
それ自体に精子の生成や男性ホルモンの分泌を促進する作用があるわけではありません。
血管の拡張や男性ホルモンの分泌を高めることを目的に、ビタミン・ミネラル・アミノ酸などの成分を配合した精力剤とは根本的に違うのです。
精力が減退する主な原因はテストステロンの低下
精力減退の原因はさまざまですが、まず1つ言えることとしては、男性ホルモンであるテストステロンの分泌量が低下することが大きく関わっています。
加齢によって精力が減退するのも、年齢とともにテストステロンの分泌量が低下するためです。
これは誰しも経験する自然な生理現象なので、年齢を重ねるにつれ若いころのような旺盛な精力が保てなくなるのはおかしなことではありません。
テストステロンは20歳を過ぎたあたりから分泌量が低下すると言われ、中には20代の若さで精力減退に悩まされる人もいます。
20代で精力減退する大きな要因は、普段からの食生活の乱れなど悪い生活習慣による可能性が医師の研究などで指摘されています。
男性ホルモンの正常な分泌や精子の生成にはビタミンやミネラルなどバランスの取れた摂取が欠かせないのですが、コンビニ弁当や外食ばかりという一人暮らしの若い男性などは、必要な栄養が不足する傾向にあるため精力が低下していくのです。
ほかには、精神的なストレスも精力減退の大きな要因です。
ストレスによってホルモンバランスが崩れると精力は低下します。
そのほか、糖尿病や腎臓・肝臓の疾患、アルコールの過剰摂取、麻薬やシンナーなどの濫用によっても精子の数が減少し、精力が減退することが知られています。
精力減退の原因は1つではありませんが、自分に当てはまる要因を1つずつ潰していくことから始めましょう。
まとめ~精力向上には精力を高める生活習慣と精力剤で即効性を上げる!
精力アップや精力増強のための方法は、自分でできる範囲でもいくつもあります。
ただ、すべての基本は、男性ホルモンを正常に分泌させるために、それに必要なたんぱく質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素をバランスよく摂取しつつ、それを阻害する要因を取り除くことです。
したがって、基本となるのはバランスの取れた食事と十分な休息です。
誰でも年齢を重ねるほど精力は徐々に減退していくものですが、生活習慣を改善するだけでも、そのスピードを調節することは可能です。
さらにプラスアルファとして、上に挙げた各種のトレーニングやマッサージを継続的に行えば、平均的な中高年よりも精力に漲った体を手に入れることもできるでしょう。
とはいえ、実際に精力アップ、精力増強のための栄養素を普段の食生活で十分に摂取することは現実的ではありません。
そこで必要になるのが精力剤や精力サプリメントです。
精力向上の為には規則正しい生活習慣に加えて、精力剤や精力サプリメントを摂取することでより即効性のある確実な精力増強をはかることが可能です。
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