黒にんにくとは普段よく目にする白い色のにんにくを高温多湿の環境で約2~3週間程度、熟成発酵させてにんにくの事を指します。
名前の通り皮を剥ぐと、にんにくが黒く変色していることでイメージとしては普通の白いにんにくよりも臭いや味がきついのではないか?と思いがちですが、実際には臭いは緩和され味もフルーティーで食べやすいのが黒にんにくの特徴です。
また、黒にんにくは熟成することで白いにんにくに含まれる有効成分が何倍にもアップすることがわかっています(ポリフェノールが8~12倍、アルギニンが3倍など)。
さらに黒にんにくには普通の白にんにくには含まれないS-アリルシステインという成分も含まていて、このS-アリルシステインが生活習慣病の予防や免疫力アップなど普段の我々の健康に対して非常に高い効果を発揮することが期待されています。
そして、黒にんにくにはアルギニンなどのアミノ酸が18種類、亜鉛やセレンなどのミネラル類も豊富に含んでいることから勃起力アップや精力増強など滋養強壮、肉体アップの高い効果があると言われています。
目次
黒にんにくに勃起力や精力・性欲アップの効果はあるのか?
黒にんにくには様々な面で勃起力を強化する効果が期待できます。
まず黒にんにくはアミノ酸の一種であるアルギニンを含んでいます。アルギニンの働きは、血管を拡張させて血液の流入を促す一酸化窒素の生成をサポートするものです。
ペニスが勃起するためには、ペニスの血管に血液が流入する必要がありますから、アルギニンによって血管を拡張させて血液を多量に流し込むことによって勃起しやすい環境が作れます。
また男性が勃起しやすくなるためには、性欲を向上することも必要です。
その男性の性欲をつかさどっているのが、男性ホルモンの一種であるテストステロンです。黒にんにくにはこのテストステロンを増強するために必要なアミノ酸が豊富に含まれています。
ですから黒にんにくはアルギニンなど豊富なアミノ酸の働きによって勃起力アップと性欲の向上という両面から精力増強する環境づくりに繋がるのです。
黒にんにくの12の効果効能
疲労回復、滋養強壮の効果
疲労回復するために必要な栄養分として、ビタミンB1があります。
ビタミンB1には糖質の代謝を促す効果があり、疲労回復に優れた働きを担っています。
ビタミンB1は疲労回復効果に優れているのですが、反面で水溶性で熱に弱いので、普段の食事だけでは十分に摂取できないデメリットも持っています。
ここでポイントになるのが、黒にんにくに含まれるアリシンです。アリシンはビタミンB1と結合する性質を持っていて、熱から保護する役割があります。
つまり加熱されてもビタミンB1がそのままの状態で体内に吸収されるので、より高いビタミンB1の糖質代謝効果を引き出してくれます。
よくアスリートがニンニク注射を打っているといいますが、これはスタミナの強化や疲労回復する効果を狙ったものです。
体力増強
先ほども紹介したように、黒にんにくにはアミノ酸の一種であるアルギニンが豊富に含まれています。
アルギニンの含有量は生ニンニクと比較すると、黒にんにくには3倍も含まれているのです。
このアルギニンにはアンチエイジングと免疫力の向上などの効果が期待できます。その結果、体力の増強効果も期待できるのです。
そのほかに黒にんにくには、血液の循環を促進する作用があります。栄養分が体の隅々まで効率的に供給されるので細胞の働きが活発になって、体力増強や疲労回復効果も期待できます。
血液循環が改善することで、冷え性やむくみなどの問題も解消できる可能性もあります。
抗がん作用
黒にんにくには抗酸化物質が豊富に含まれています。この優れた抗酸化作用ががん予防につながるのではないかと見られているのです。
がん細胞が体内に生まれるのは、新陳代謝の滞りと密接に関係しています。黒にんにくには、スコルジニンという成分が含まれているのですが、細胞の生まれ変わりを活性化させる効果があると言われています。
がん細胞が生まれる前に、どんどん新しい細胞に変わっていくので、がん予防できるのではないか期待されているわけですね。
さらに黒にんにくにはS-アリルシステインが含まれています。このS-アリルシステインにはNK細胞の働きを活発にする効果があり、がん細胞を抑制する効果があると期待されています。
がん予防と黒にんにくの関係については、研究結果が数多く報告されていて、今でも研究は引き続き世界中で行われているので、今後詳しいメカニズムが解明されるかもしれません。
血液サラサラ効果
日本人の3大死因と言われているのが、がん・脳血管疾患・心臓病です。このうち後者2つは循環器系の疾患です。
循環器系の問題は血液の流れがスムーズにいかなくなることで起こるのですが、黒にんにくには、コレステロールや血圧を低下させる作用があると考えられています。
コレステロールはいわゆるドロドロ血液の原因となるもので、血液の流れを悪くし、動脈硬化や高血圧症を引き起こします。
このコレステロールを低下することで、いわゆるサラサラ血液にできるのです。コレステロール値を下げることが出来れば血液のつまりを起こすリスクを少なくできます。
血液の流れがスムーズになれば、細胞の働きの活発になっていつまでも若々しく健康的な体を維持し続けることも可能です。
スコルジニンには毛細血管を拡張する効果があり、手や足先の冷え性に悩んでいる人にもおすすめの成分です。
アンチエイジング効果
いつまでも若々しくありたいと思っている男性は多いでしょう。そのために必要なのが代謝・免疫力・抗酸化力です。
代謝がダウンすれば太りやすくなり、老廃物の排出力もダウンします。そして免疫力が低下すると風邪をひきやすくなったり、がんを発症しやすくなってしまうのです。
また、活性酸素が体内で増えると細胞を傷つけて、老化を進行させてしまいます。
黒にんにくには活性酸素を除去する優れた抗酸化作用が期待でき、免疫力を高める効果もあると考えられています。
黒にんにくを常日頃から摂取する習慣をつけていれば、老化の進行を食い止めて若々しい肉体を維持し続けられる可能性が期待できます。
生活習慣病予防
老化を促進するものとして活性酸素があります。若いころはいいですが、だいたい40代に差し掛かってくると体内に活性酸素がどんどん蓄積します。
活性酸素が増えるとしみやしわなどの老化のほかにも糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病リスクも高まってしまいます。
ですが、黒にんにくに含まれるS-アリルシステインには活性酸素を除去する作用があるとされています。
そのほかにも黒にんにくに含まれるS-アリルシステインには肝機能促進や抗がん作用なども期待でき、生活習慣病リスクを低くできるのではないかと考えられています。
しかもS-アリルシステインには即効性の高い特色を持っている点も注目されていて、口から摂取すると15~30分もすれば体内に吸収されてしまうのです。
このためS-アリルシステインは摂取後、比較的早く効果を実感できる可能性も高くより注目を集めています。
免疫力の向上
私たち人間の体には本来自然治癒力があると言われています。
ですから、本来は人間の持つ免疫システムによって、外部から細菌やウィルスが侵入したとしても自分で撃退することが可能です。
風邪などの病気にかかってしまうのは、この免疫システムがうまく機能できなくなるからです。免疫力が低下する原因はいくつか考えられますが、その中でも活性酸素の影響は大きいと言われています。
黒にんにくには多くの抗酸化作用の期待できる成分が含まれていますので、これらの働きによって体にたまっている活性酸素を除去してくれることで免疫力の低下を防ぎます。
デトックス効果
黒にんにくにはスコルジニンという成分が含まれています。スコルジニンは日本人が発見した成分で、体内にたまっている老廃物の排出をスムーズに進める効果があると言われています。
よくデトックス効果と耳にしますが、まさにスコルジニンには優れたデトックス効果が期待できるのです。
デトックスは汗や便などによって、もともと私たちに備わっている機能です。ところが偏った食事や運動不足、ストレスが過剰にたまるなどの生活習慣の問題によって機能が低下してしまう事があります。
しかも偏った食生活をしていると、食品添加物も多く摂取している可能性が高いですから、大気汚染で有害物質を知らず知らずのうちに体内に取り込んでいる可能性も考えられます。
黒にんにくを摂取してデトックス効果を高めることは、いつまでも健康的な体を維持するために欠かせないことなのです。
冷え性改善
夏場の厳しい暑さの中でも、手先や足先は冷たいままという冷え性に悩まされている男女は少なくありません。
なぜ厳しい暑さの中でも手や足の先が冷たいのか、その理由は血行不順が関係しています。血液の流れがスムーズではないので、手や足といった末端まで十分な血液が供給できないのです。
黒にんにくにはスコルジニンという成分が含まれているのですが、このスコルジニンには毛細血管を拡張する作用があると言われています。
血管が拡張されること出血流がスムーズに流れ、末端まで十分な血液の供給が出来るようになれば冷え性が改善する可能性も高く期待できます。
さらに黒にんにくには抗酸化物質が豊富に含まれているため、コレステロールの酸化を防止して血液の流れをスムーズにする効果もあると考えられています。
動脈硬化予防
黒にんにくには、コレステロールや血圧を下げる効果の期待できる成分が様々に含まれています。
コレステロールが血中に多く含まれていると、血液の流れが悪くなる上に、コレステロールが血管壁に付着することがあって、血液の通り道を狭めてしまう可能性があります。
コレステロールが多く含まれた血液は凝縮されたような感じになり、ドロドロと粘り気のある血液になってしまうのです。このようなドロドロ血液が血管を通ると、血管壁にかかる圧力も高くなります。
その結果、高血圧症を発症するリスクも高まるでしょう。高血圧の状況が続き、コレステロールが血管壁にこびりつくことで動脈が傷つき、いわゆるしなやかさを失って動脈硬化を引き起こしかねません。
黒にんにくを日常的に摂取してコレステロールを除去することで、動脈硬化を引き起こすリスクを低くできる効果が期待できます。
アレルギー対策
花粉症やアトピーなど、アレルギー症状に苦しんでいる人は子供や大人問わず少なくありません。
アレルギーとは本来、体にとって害のない花粉などに対して、免疫システムが過剰に反応することで起こります。つまり免疫系の異常により発症するのがアレルギーです。
近年アレルギー体質の方は増加していると言われていて、3人に1人が何かしらのアレルギーを抱えていると言われます。
黒にんにくに含まれる成分には、これらのアレルギー症状が改善する効果が期待できるのではないかと言われています。
まだはっきりとしたことはわかっていませんが、アトピー性皮膚炎や花粉症、ぜんそくなどが改善したという報告は数多く寄せられています。
さらに黒にんにくにはレクチンと呼ばれる成分があるのですが、腸管免疫を活性化する作用があると言われており、結果的に免疫力を高めアレルギーの改善効果があると期待されています。
テストステロンの分泌を促進
男性ホルモンの95%以上をテストステロンは男性の性欲やペニスの機能などをつかさどるホルモンです。別名「モテホルモン」とも言われます。
このテストステロンはアミノ酸を原料として、精巣で作られています。しかし加齢や生活習慣の乱れによって、その生成能力は年々衰えていきます。
ですが、黒にんにくには各種アミノ酸が豊富に含まれていますので、テストステロンの生成能力を向上、継続していくことができるのです。
さらに精巣は活性酸素に弱いと言われていますが、黒にんにくには優れた抗酸化物質も多く含まれています。
ですから日常的に黒にんにくを摂取することで、精巣の機能を維持できテストステロンの分泌も活性化できますから、精力減退や勃起力の低下、性欲が湧かないと感じている男性には黒にんにくを摂取してみてもいいでしょう。
そもそも黒にんにくとは?黒にんにくの特徴や魅力について
ニンニクというとスタミナを強化する食材というイメージを持っている人も多いでしょう。
ニンニクはユリ科ネギ属の香味野菜の一種で、普段調味料として使用されることも多く、普段食べるものの中では餃子などで使われることが多いです。さらにはニンニク揚げなどでそのまま食べる方法もあります。
黒にんにくとは文字通り黒いニンニクのことです。ニンニクを高温・高湿の環境の中で3~4週間程度熟成させると白かったニンニクが黒く変色しますが、この熟成過程の中で、にんにくに含まれる栄養分の量と質がともにアップすることがわかっています。
例えばS-アリルシステインがにんにくの16倍、他にはアルギニン3倍・ポリフェノールが6倍に増加しています。また、健康をサポートする効果の期待できる各種アミノ酸が増加することも判明しています。
ニンニクは古代エジプトで重労働者の滋養強壮剤として用いられてきました食べ物ですが、黒にんにくを摂取すればより高い健康効果の恩恵を受ける可能性も高くなるでしょう。
黒にんにくの臭いや味は?
ニンニクには高い健康効果があり、栄養分がバランスよく配合されていることは広く知られていますが、にんにくは強烈な臭いがありますので苦手な方も多いでしょう。
夜に食べても翌日まで臭いが残ることもあるほどです。ですが、黒にんにくは本来のこの強烈な臭いがにんにくに比べるとだいぶ和らぎます。
また味に関しても普通の白いにんにくとは違い、黒にんにくはイメージとしてはドライフルーツのような感じで、食感はゼリーに近く甘酸っぱい味わいに仕上がっています。
ですので、にんにくを熟成させているというイメージだけ聞くとより強烈な臭いや味を想像してしまいがちですが、実際には熟成することで臭いも味もすごくマイルドなものに変化するのです。
黒にんにくとにんにく(通常の白色)の違い
黒にんにくと白にんにくの違いですが、通常の白いニンニクを一定の条件で熟成することで生成されているのが、黒にんにくです。
黒にんにくと白い従来のニンニクと比較すると、黒にんにくのほうが有効成分はより多く含まれているのが大きな特徴です。
両者の栄養分の比較を青森県黒にんにく協会と三重大学が共同で調査を行った結果、S-アリルシステインの量が8倍・ポリフェノールが8~12倍・炭水化物が1.7倍に増加していることがわかりました。
またニンニクにはアミノ酸が実に18種類も含有されていますが、この18種類のアミノ酸の中の13種類のアミノ酸成分が黒にんにくを熟成することで増加していることも判明しました。
ニンニクには疲労回復や体力増強効果など様々なが見込まれますが、成分量を見る限りでは白にんにくよりも黒にんにくを摂取したほうがより高い効果が期待できるわけです。
黒にんにくの代表的な成分と主な働き
S-アリルシステイン
白いニンニクを黒にんにくにするために熟成・発酵させることで、黒にんにくにはS-アリルシステインという成分が新しく生まれます。
S-アリルシステインは生活習慣の予防に高い効果を発揮すると期待されている成分です。
悪玉コレステロールと活性酸素が体内で結びつくことで体の中で様々な弊害を起こすわけですが、S-アリルシステインには、悪玉コレステロールと活性酸素が結びつくのを防ぐ働きがあるのです。
そのほかにもS-アリルシステインにはがんや肝障害の予防作用があるのではないかと考えられています。
さらに今後高齢化社会が進むことで問題になってくる認知症を予防するのにも、このS-アリルシステインが効果的であるという医療関係者の報告もあります。
通常、このような健康食品の有効成分は即効性があまり期待できないものですが、S-アリルシステインの場合、食べてから15~30分もすれば濃度がピークに達します。
このS-アリルシステインの吸収効率の高さも注目されており、即効性も十分期待できる成分なのです。
アリイン
アリインもS-アリルシステインと同じ水溶性含硫アミノ酸の一種です。
アリインは黒にんにくを切ったりつぶしたりするとアリシンという成分に変化します。このアリシンがビタミンB1と結合することでアリチアミンという物質に変化します。
アリチアミンに変化するとビタミンB1の血中濃度が、ビタミンB1をそのまま摂取するのと比較して高くなります。つまり、より効率的にビタミンB1を摂取することができるわけです。
ビタミンB1は糖質をエネルギー変換する際に欠かせない栄養分で、効率的にエネルギーを産生して、エネルギッシュな生活を続けるためには欠かせない成分といえます。
さらにビタミンB1にはアルツハイマー型の認知症に対しても効果が期待できるのではないかという研究報告も出てきています。今後の高齢化医療の中でも注目したい成分の一つです。
アルギニンなどを含む各種アミノ酸
私たちの体を構成している重要な栄養分の一つにアミノ酸があります。
アミノ酸は健康を維持するためにも欠かせませんし、男性にとっては精力アップするためにもおすすめの栄養分です。
黒にんにくの中には実に18種類ものアミノ酸が含まれています。ニンニクにもこの18種類のアミノ酸が含まれているのですが、黒にんにくになると18種類のアミノ酸の中でも13種類の含有量のアップすることがわかっています。
さらに遊離アミノ酸で比較すると、黒にんにくは従来のニンニクの約1.5倍含有しているとされています。
アミノ酸は私たちの筋肉の原料にもなっている大切な栄養素です。
筋トレやジョギング、サイクリングなど運動をする際に黒にんにくを摂取しておくと、トレーニング効果やパフォーマンスをアップする可能性も期待できます。
亜鉛やセレンなどの各種ミネラル類
黒にんにくにはミネラルも豊富に含まれています。黒にんにくに含まれているミネラルを見てみると、ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウム・鉄・亜鉛・セレンとバリエーションも豊富です。
ビタミンとともにミネラルは私たちの健康維持のために必要な栄養分ですが、現代人の食生活を見てみると、必要なミネラルを十分摂取できていないことが多いことがわかっています。
ですから黒にんにくで足りないミネラル分を補給することは非常に効果的です。またミネラルは私たちの体内で合成することはできないので、食べ物など外部から摂取する以外に方法はありません。
ミネラルには代謝や酵素反応で欠かせない成分で、特にミネラルの中でも黒にんにくに含まれる亜鉛とセレンは精力増強には欠かせない成分です。
男性としての自信を取り戻したいと思っている中高年男性は、黒にんにくを摂取する習慣をつけると良いでしょう。
黒にんにくの副作用や注意点
黒にんにくは、基本的に正常な範囲で摂取する分であれば、副作用の起きることはまずないと思っていいでしょう。
ニンニクの場合はアリシンという成分が含まれていますが、このアリシンには優れた殺菌力があって、腸内の善玉菌を殺してしまうことがあるといいます。このためにんにくは食べ過ぎるとおなかを壊してしまう恐れがあるのです。
しかし黒にんにくになるとアリシンがほとんど含まれなくなります。多少食べ過ぎてしまったとしても胃腸障害を起こすことはないでしょう。
ただし一度に過剰に摂取すると胸やけや下痢を起こしてしまったという事例も何例か報告されています。
効果を高めるためには一度にたくさん摂取すればいいと思っている人もいるようですが、かえってそれは逆効果です。
決められた用量を継続して摂取することが結果的には最も健康かつ確実に黒にんにくの効果を引き出すことになります。
黒にんにくの摂取方法、摂取量の目安
黒にんにくの摂取量の目安ですが、そのまま食べる場合は1日1~2片だと思ってください。これをはるか超えて摂取しても高い効果は期待できませんし、場合によっては過剰摂取による体の不調を引き起こすだけです。
調理方法としては黒にんにくは自分で作成することもできます。まず普通のニンニクと炊飯器を用意し、2週間程度炊飯器の中でニンニクの発酵と熟成を行います。
コスト面では通常販売されている黒にんにくを購入するよりも安くなりますが、出来るまでに2週間かかりますのでその間上記の方法では炊飯器が全く使えなくなります。
また、従来のニンニクと比較すると黒にんにくは臭いは和らぎますが、その過程で多少なりとも臭いが発生します。
ですからコスト面だけを考えると自分で作るのも1つの手ですが、面倒な方は黒にんにくになっているものを購入したほうがいいでしょう。
もっと手軽に簡単に継続しやすいのは通販サイトで黒にんにくや黒にんにくのエキスを配合しているサプリメントを購入することです。
コスト面では自分で作るよりも高くなりますが、労力や味や臭いのことなど様々な面でメリットの方が大きいでしょう。
黒にんにくのサプリメントで有名なのはテレビCMでもお馴染みのものがいくつもあるので探してみるとイイと思います。
精力増強や勃起力の向上などを目的とする場合はにんにくメインの精力剤
黒にんにくを精力増強や勃起力アップなどの目的で摂取したい場合は、にんにくに含まれる「オキソアヂミン」という成分をメインにしている精力剤の「プロキオン」がいいでしょう。
「オキソアヂミン」は医療機関によって血管の拡張や血液の流れをよくする効果があり精力増強や勃起力アップに効果があることが報告されています。
また、精力剤の「プロキオン」ですが、数ある精力剤や精力サプリの中でも唯一医薬部外品として認定されている精力剤ですから、健康食品のサプリメントとは違って国に効果効能を認められている精力剤です。
バイアグラのような即効性のある勃起薬ではありませんが、健康食品のサプリメントとも違う本物の精力剤の1つです。 ⇒プロキオンの効果や即効性について詳しくはコチラの記事をどうぞ
黒にんにくを摂るべき男性とはどんな人?
従来のニンニクと比較すると、黒にんにくは圧倒的なパワーを持っていることは明らかです。そこで、黒にんにくの日常的な摂取をお勧めするのは以下のような男性の方々です。
- 最近、精力の衰えを感じている
- 以前のように勃起がしない・持続できない・中折れの症状
- 糖尿病や高血圧など生活習慣病が気になる、または会社の健康診断などで注意された
- 真夏でも手先や足先に冷えが残っていて困る
- ガン予防を考えている
- 年々、体力やスタミナ不足を感じる、もっと肉体を強化してパフォーマンスを高めたい
…etc
このような症状や悩みがある男性には黒にんにくの様々な効果が有効に働く可能性があります。
比較的、他の滋養強壮系の成分や原材料に比べて日常的に手に入りやすく摂取しやすいですので、ぜひこの機会に継続して摂取してみてはいかがでしょうか。
まとめ~黒にんにくは白にんにくの何倍もの栄養価が含まれていることが科学的に証明されています
いかがでしたか?
今回は黒にんにくの効果効能や含まれる成分、副作用など様々な角度から紹介してきました。
昔からにんにくは滋養強壮の代表的な食べ物ですが、その中でも熟成された黒にんにくは白にんにくの何倍もの栄養価が含まれていることが科学的に証明されています。
また、その効果も幅広く生活習慣病の予防や抗がん作用に始まり、アンチエイジングや疲労回復効果、さらには中高年男性には欠かせない精力増強など滋養強壮や肉体アップの高い効果が期待出来ます。
精力アップの効果が認められる原材料の中にはなかなか普段摂取することが難しいものも数多くありますが、それに比べて黒にんにくは日常的に口にしやすい食品です。
そのまま食べるのもいいですし、もっと手軽に摂取したい方はサプリメントの方がおすすめです。
この記事を書いた人
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