冬虫夏草はあの秦の始皇帝や楊貴妃も愛したと言われる高価で希少な漢方薬などに使用される原材料です。
老化防止や免疫力アップ、疲労回復などを始め、がんの予防にも有効だとされています。
そして、冬虫夏草に含まれる「SOD」や「エルゴステロール」という成分の強い抗酸化作用や「マンニトール」と言われる成分の血流改善の働きなどにより、精力アップなど滋養強壮の効果も期待できます。
非常に高価なイメージの冬虫夏草でありますが、最近ではサプリメントでもいくつか冬虫夏草をメインとしたものがいくつか発売されています。
煎じてお茶で飲むのが一般的ですが、気軽に飲みたい方にはサプリメントも試してみてもいいかもしれません。
微量でもいいのであれば、ゼファルリンなどの有名どころの精力サプリにも含まれています。
目次
冬虫夏草の効果
滋養強壮、精力アップの効果
冬虫夏草の効果には滋養強壮や精力アップがあります。その理由は優れた抗酸化作用を持つ成分・エルゴステロールを挙げる事ができます。
抗酸化力はレモンの10倍以上もあるとされていて、酸化に弱いと言われる精子の活性化をサポートしています。
また抗酸化作用は基本的に血行アップの成分ともされていて、勃起力を高める作用でもあります。
そして、血行アップの成分としてはマンニトールも有効です。
このマンニトールという成分は血管拡張作用があり、あのED治療薬バイアグラと同じ働きをするのです。
つまり陰茎海綿体の毛細血管を拡張し、そこに大量の血液を流し込むことから得られる勃起力アップの効果です。
この様に、冬虫夏草は太古の昔から中国で滋養強壮・不老長寿・精力増強のために利用されてきた漢方薬であることがよくわかりますね。
免疫力の向上
冬虫夏草に免疫細胞を活性化させる効能がある理由は、有効成分のひとつであるβ-D-グルカンが豊富に含まれているからです。
このβ-D-グルカンは、特に免疫力の要となるマクロファージやナチュラルキラー細胞に刺激を与えて、かつ司令塔の様に的確な働きをさせるとされています。
基本的にβ-D-グルカンはキノコ類に多く含まれる成分です。
冬虫夏草とは冬眠している虫の体内に寄生した菌類が成長したもので、いうなればキノコとも親戚関係にあります。
β-D-グルカンの含有量はアガリスク茸の17倍、一般的なキノコの170倍もあるのです。この豊富な有効成分がしっかりと吸収されれば、おのずと免疫細胞の活性化が得られるという事です。
アンチエイジング効果
冬虫夏草は滋養強壮・免疫力強化・精力増強などを目的として、2000年以上の昔から漢方として愛用されてきました。
その主な効能としては、非常に優れた抗酸化作用を持つ成分・エルゴステロールがあります。
この作用によって体内の活性酸素を大幅に減らすことができるのです。
活性酸素はいわば体を錆びさせる働きをする有害物質で、実際に細胞の劣化を促進してしまいます。
これが身体機能の低下を及ぼし老化の原因となるのです。
ですから冬虫夏草は美容効果や不老長寿を求める富豪や貴族階級で珍重されてきたとも言えます。
つまり、現代風に言うならばアンチエイジング効果を期待して使用されてきたのです。
ただし、まだ研究段階でそのメカニズムは解明されていません。今後の研究が期待されています。
血流の改善
高血圧や糖尿病の方は、常時血管に高い圧力がかかった状態になります。
すると血液はドロドロしますし、血管の劣化も進行していきます。このために血流の悪化が生じます。
また十分に血液が体を循環しなくなって、その結果様々な健康被害が発生する事になります。
つまり健康回復には血行改善が必須という事です。
そこで冬虫夏草に含まれる有効成分・D-マンニトールが血糖値を下げたり、血管壁に付着した脂肪やカルシウムカスを取り除く効果を発揮します。
また、とても強い抗酸化作用をもつエルゴステロールも血液をサラサラにし、細胞や組織の劣化を抑制してくれます。こういった冬虫夏草の有効成分のおかげで健全な血液の働きがサポートされるのです。
疲労回復
冬虫夏草に優れた疲労回復効果があるのは、含有されている成分に秘密があります。
まずSODという成分が含まれているのですが、このSODには体を錆びつかせ劣化させる活性酸素を抑制する効果があります。
この働きにより体がリフレッシュされて疲労回復や老化防止の働きを発揮します。
またメラトニンには精神安定の作用があり、体内時計を整える働きをもっていて快眠をもたらしてくれます。
しっかりと眠る事こそが疲労回復の特効薬ですから、豊富に含まれているビタミンB1も疲労回復の成分として効果があることがわかっています。
そして精神をリラックスさせる幸せホルモン・セロトニンが凝り固まった神経経路を解してもくれるのです。
これらの有効成分がしっかりと働くのが冬虫夏草の優れた特徴で、身体と精神の両面から慢性的な疲労を改善していきます。
がん予防
冬虫夏草の成分にβ-グルカンとエルゴステロールとパーオキサイトがあり、これらは抗酸化作用が高くて抗がん作用のある成分として注目されています。
この中でも特に高い抗がん作用を持つのがβ-グルカンで、冬虫夏草にはたっぷりと含まれている成分でもあります。
また天然の良質なアミノ酸が豊富ですから、新陳代謝を高めて免疫力をアップさせてくれますし、鉄分・亜鉛・セレンなど健康維持に必須のミネラルも含まれています。
これらの効果が総合されて、優れたがん予防効果を発揮してくれるのです。
デトックス効果
冬虫夏草には強いデトックス効果が確認されています。
優れた血行改善や抗酸化作用の成分のおかげで、体内に溜まっている老廃物や毒素を効率よく排出してくれます。
また冬虫夏草は肝臓の働きをアップさせますから、解毒力も高まり、かつ全身の免疫力も促進されます。
ですから冬虫夏草を長期服用する事で体内のデトックスが進み、結果的に抵抗力や代謝のアップが期待できるのです。
現在では、このデトックス効果と代謝アップの作用を期待してダイエットでも広く利用されています。
ストレスの緩和
冬虫夏草には精神安定効果のあるメラトニンがたくさん含まれています。
このメラトニンは脳から分泌されて、神経系統の調整や体内時計を整えて快眠をもたらしてくれます。
また、うつ症状にも効果がありますので、日常生活が穏やかに過ぎる様に働いてくれるのです。
現代社会は対処し難いストレス社会です。職場でも学校でも友人関係でも、それ以外の人間関係全てがナーバスすぎる為に絶えずストレスにさいなまれてしまいます。それを冬虫夏草の成分が癒してくれるのです。
その他の効果
冬虫夏草のその他の効能としては、コレステロール値抑制や血圧降下作用、糖尿病予防や精力増強や動脈硬化予防といったものもあります。
また最近では抗がん作用やアンチエイジングも期待されていて、まさに万能薬と言っても過言ではない効力を発揮してくれます。
ですが、冬虫夏草は中国の極一部の地域でしか採集できないために極めて高価な薬草とされていて、なかなか入手するのも困難です。
そこで人気になっているのが、冬虫夏草のエキスを配合したサプリメントです。
特に精力剤や滋養強壮剤として服用する方が増えていますし、美容や老化防止のサプリメントも非常に評判が高くなっています。
そもそも冬虫夏草とは
冬虫夏草とは古代中国の殷の時代より文献に登場していた薬草で、子嚢菌類バッカク菌科の冬虫夏草属に分類されていて、世界中で490種類ほど発見されています。
この冬虫夏草とは、昆虫に菌類が寄生して成長したキノコ類の事です。
特に貴重とされているのは、コウモリガの幼虫にコルディセプス・シナンシスといった菌類が寄生して、虫の生命力を凌駕して生え育ったキノコだとされています。
高級品が採集される場所としては、ヒマラヤ地方の標高3000m以上の高地帯で見つかるもので、積雪がある5~6月に雪下に眠る数センチの冬虫夏草を見つけて採取するのが一般的です。
この冬虫夏草は精力アップ・疲労回復からがん予防・動脈硬化予防など万病に効く薬ともされていて、非常に高額で売買されています。
その効果・効能のメカニズムに関しては科学的な検証がされていませんが、漢方としては2000年以上の歴史を持っていて、その経験から現在の効能が発見されてきました。
冬虫夏草の効果をもたらす成分
β-D-グルカン
β-D-グルカンはキノコ類によく含まれている成分です。
特に免疫力向上に効くとされていて、現在は抗がん薬として注目されています。
これはアガリクスやハナビラタケなどでもお馴染みの成分で、サプリメントにも配合されている成分です。
ただしβ-D-グルカンには品質の優劣があって、冬虫夏草に含まれているモノは非常に免疫賦活作用・抗がん作用に優れているという事です。
一度摂取されると数ヶ月間は体内で効果を発揮して、効き目がある間は血管や脾臓・肝臓にある免疫細胞を活性化させ続けます。
特にマクロファージ系の免疫細胞を強めるので、基礎的な免疫力がアップすると言われています。
それからこの成分には壊れた細胞を修復する作用も優れていて、疲労回復力が高いとされています。
コルジセピン
コルジセピンは3-デオキシアデノシンとも呼ばれる核酸系物質で、DNAの合成を阻害する作用があります。
つまり遺伝子の構成成分にたして細胞分裂を阻害する働きがあるという事です。
そこで悪性腫瘍の細胞分裂を阻害して、効率よく細胞死へと導く事が分かっています。
冬虫夏草にはこのコルジセピンを有効成分として含有していますから、抗がん薬としての期待が高い理由がここにあるのです。
また、今後は急性白血病とHIVの新薬としても研究開発されていく事でしょう。
コルジセピンの細胞分裂阻害作用を利用して、腸内の悪玉菌をしっかりと抑制できるとも言われています。
その際に乳酸菌へは悪影響を及ぼさない事から、胃腸薬としても優れた効力を発揮します。
SOD
呼吸などによって体内に吸収された酸素は体機能によって活性酸素となりますが、この活性酸素が細胞内のDNAに悪影響を及ぼして、体内の細胞組織を酸化させてしまいます。
その結果、死亡率の高い脳卒中や心筋梗塞や様々ながんや白血病を発症させる事が分かっています。
また、いわゆる生活習慣病とされる糖尿病に動脈硬化といった病気へのリスクも高めます。
SODはこの活性酸素を素早く分解させる効果を持っています。
SODは体内生成される酵素ですが、一般的に中高年へと加齢が進む事で生成量が減少する事が分かっています。
このために成人病や生活習慣病が発症し始めるという訳です。そこで冬虫夏草に含まれるSODを摂取する事で、この不足分を補う事ができるとされています。
エルゴステロール
エルゴステロールは殆どのキノコ類が含有しているビタミンDの前駆体です。
コレステロールやステロイドホルモンと類似の構造をしていて、紫外線によってビタミンDへと変換する性質を持っています。
そこでビタミンDには抗がん作用があることが知られていますが、エルゴステロール自体も悪性腫瘍の血管新生を阻害する作用があって、結果としてがん細胞の増殖を抑制する効果が高いのです。
それからビタミンDにはカルシウムの代謝サポートする作用もあります。
その為に骨や歯の健全化にはとても必要なビタミンとされています。
この様にエルゴステロールから変換したビタミンDが、体内でレモンの10倍の抗酸化作用を発揮し、がん予防をしたり動脈硬化や老化を予防する働きをしてくれるのです。
マンニトール
マンニトールは糖アルコールの一種で、ヘキシトールに分類されます。
マンニトールの効能は、胃腸では消化されにくいために、摂取しても血糖値を上げずに腸内細菌の状態を改善する事ができます。
つまり便秘や下痢症などの腸内での病気を改善してくれるのです。
また天然の利尿剤としても有名で余分な尿酸を体外へ追い出す効果や、冠動脈を拡張させて血行アップの働きもします。
これで高血圧症の改善が期待できますし、狭心症や心筋梗塞に対しても予防効果を発揮します。
ただしマンニトールには併用禁忌があります。
血行が良くなるという事でうっ血性心不全には禁忌となっていますし、マンニトールの副作用には急性腎不全もありますので、冬虫夏草の服用時には注意ください。
メラトニン
冬虫夏草にはメラトニンが含有されています。
このメラトニンは脳の松果腺から分泌されるホルモンで、周囲に光が感じられなくなると分泌量が増すとされています。
つまり夜間の睡眠時に多く分泌される安眠効果があるホルモンなのです。
その効果には精神安定や体内時計の調整、不眠の改善に抗ガン剤のサポーターとしての働きも確認されています。
現代人には昼夜逆転生活が習慣化している方も多く、睡眠障害を生じる場合が多く見られますが、そういった方には効果的で、体内時計を元に戻して落ち着いた精神状態で安眠を促してくれます。
メラトニンは加齢とともに分泌量が減少しますから、特に中高年の方が冬虫夏草などから定期的に摂取したい成分でもあります。
冬虫夏草に副作用はあるのか?
冬虫夏草は何千年も昔から中国の最高ランクの漢方薬として利用されてきた薬草です。
その長い歴史の中からでも、特に冬虫夏草においては問題とされる様な副作用は確認されていません。
ただし細かな点を挙げるのであれば、人によっては服用後に口の渇きや軽い吐き気、胃腸がもたれるなどの症状が見られると言います。
また強い免疫力向上の効果があるので、リウマチなどの免疫系の薬を飲んでいる方には、その薬の効果が弱くなる可能性も示唆されています。
冬虫夏草を妊婦には服用させないという事も慣例化されています。
冬虫夏草の1日の適切な摂取量とは?
冬虫夏草は優秀な漢方薬ですが、適量というものがあります。その摂取量については個人差がありますが、一般的には天然の冬虫夏草で、1日に3~5グラムと言われています。
これを煎じてお茶として飲むのが普通です。
服用期間を1週間ぐらいとする能書きもありますし、もちろんそれ以上長い期間を服用する事も可能ですが、とても高級な漢方薬ですので経済的な負担が大きくなるでしょう。
そこでサプリメントならばリーズナブルなコストで、しかも摂取量を調整して飲む事が簡単です。
良質な冬虫夏草の選び方
もともと冬虫夏草は超が付く高級漢方薬です。
中国では漢方薬専門の薬局で店舗販売をしていますが、現在の中国本土の薬局での相場は金よりも高い価格本場を付けています。
そこで適量とされている1日5グラムの値段は、実際のところ万単位という事になるでしょう。
良質な天然の冬虫夏草を購入する際は、このぐらいの価格のモノを選ばないと意味がありません。
リーズナブルなサプリメントを選ぶ事も有効ですが、ポイントは冬虫夏草のエキスがどのくらい配合されているかです。
基本的に、値段に比例して含有量はアップします。
また偽造品のサプリメントも大量に出回っていますから、いかがわしいメーカーのモノは選ばない方が良いでしょう。そういった点もネットで情報収集する様におすすめします。
冬虫夏草の摂取方法
冬虫夏草は昔から煎じてお茶にして飲むのが基本です。
そこで冬虫夏草の煎じ方ですが、荒目に砕いた冬虫夏草3.5g~5g程度を土瓶やガラス鍋に入れて、500mlの水で煮ます。
ただし鉄製の鍋は使わない様にしましょう。また煮る際は強火で一気に熱して、沸騰したらトロ火にします。
それで水が半分くらいになるまで煮詰めれば出来上がりです。すぐに茶こしで濾す事もポイントです。
作ったお茶はもちろん1日で飲みましょう。こうして1週間飲み続けるのがコツですね。
またはサプリメントや栄養ドリンクとして服用する方法も有効な手段です。
煎じて飲むのは手間がかかりますし、飲みにくい人もいます。
その点サプリメントや栄養ドリンクは飲みやすさを工夫していますし、値段的にも割安なものが多いので継続しやすいでしょう。
効果的な冬虫夏草のサプリメントの選び方
冬虫夏草のサプリメントにはたくさん種類があります。そこで、まず冬虫夏草のエキスの含有量を比較しましょう。
あまり配合の低いものは効果的に問題がありますが、高すぎても1週間分を購入する費用がたいへんです。
そして、目的によっては一緒に配合されている成分もチェックしておくことが重要です。
人によって目的は様々かと思いますが、例えばローヤルゼリーやマカやプラセンタなど、目的に合う有効成分が含まれているサプリメントを選ぶことも大切でしょう。
ただし偽物が多いので、メーカーや販売店はしっかりと選定しなければいけません。
冬虫夏草の注意点
中国の天然の冬虫夏草は金よりも高いのが当たり前です。
また近年の乱獲によって絶滅の危険も噂されています。このために厳しい輸出も掛けられる様になりました。
実際の話ですが、今では日本に天然の冬虫夏草が入って来ていません。
そこで購入する際の注意点として、偽物を掴まされない様にしなければいけません。
先にも言った通り、純粋な天然ものの冬虫夏草はグラム単価で筋よりも高いのです。
これが本物と偽物を見分けるポイントとなるでしょう。また最近はサプリメントや栄養ドリンクにも冬虫夏草のエキスが配合されています。
この場合も含有量に要注意です。ただし、成分表示に関しては不透明な点も問題視されていて、信頼できる販売店のモノを選ぶべきでしょう。
冬虫夏草のよい点(メリット)、悪い点(デメリット)
冬虫夏草の良い点はがん予防から高血圧症・糖尿病などの生活習慣病、あるいは慢性疲労やストレスの解消や精力アップなど、健康になるための効果がしっかりとしている事です。
現在では天然の冬虫夏草をサプリメントや栄養ドリンクとして手軽に利用できる様になり、昔の様に漢方薬を煎じて飲むといった手間も不要です。
これらの点から、冬虫夏草の優れた効果・効能が日常的に得られる様になったのは大きなメリットでしょう。
またサプリメントやドリンク剤であれば、他の健康成分にも工夫がされていて、自分の使用目的に合わせたチョイスも可能です。
たとえば冬虫夏草サプリメントにマカを配合して疲労回復や精力アップの効果を高めているモノもありますし、ローヤルゼリーやプラセンタエキスを配合して美容・アンチエイジング効果を高めているモノもあります。
ただしデメリットもあり、冬虫夏草が希少なものとなってしまった事です。高価であると同時に偽物が大量に出回ってしまい、その分被害に遭う可能性が高くなっているのです。
冬虫夏草を摂取するのにおすすめな人
冬虫夏草をおすすめしたいのは、次の様な症状のある方です。
- がん予防を望む方やがん治療を行っている方
- 糖尿病や高血圧症、心臓の疾患が心配な方
- 精力が低下している方や中折癖に早漏気味の方
- 免疫力の低下によるアトピーやアレルギーがある方
もともと冬虫夏草は万能薬として中国で珍重されてきた秘薬中の秘薬です。
そういった意味からすれば、老化を遅らせたいと望む美容志向の方でも、滋養強壮を求める方でも、病気ではないが健康を求める全ての方に有効でしょう。
ただし非常にレアものとなっているために、今では養殖物もありますが価格は対して安くなっていません。その点は覚悟で服用してみてください。
まとめ~体の老化を防止して健康を促進することから結果的に精力増強にも繋がっていく
いかがでしたか?
今回は冬虫夏草の効果や効能、含まれる成分や副作用などについて紹介してきました。
冬虫夏草は秦の始皇帝や楊貴妃も愛用していたほど太古の昔から健康に良いとされる貴重かつ高価な漢方の原材料です。
その効果の源泉となっているのは冬虫夏草に含まれるβ-D-グルカン、SODやエルゴステロールなどの成分によるものです。
特にSODやエルゴステロールは強い抗酸化作用があり、マンニトールという成分には血液の循環を促進する働きがあるために精力アップや勃起力アップにも有効だと考えられます。
アルギニンやシトルリンなど直接的な精力増強や勃起力アップの成分が含まれているわけではありませんが、体の老化を防止して健康を促進することから結果的に精力増強にも繋がっていきます。
お茶や粉末で摂取することが多い冬虫夏草ですが、最近は冬虫夏草をメインにした手頃な値段で購入できるサプリメントもありますので、手軽に飲みたい方は試してみる価値はあるでしょう。
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