精力減退 食べ物

せせりたつおせせりたつお

精力減退と食べ物は大きな関わりがあります。

なぜ、食生活が乱れると精力が減退するのでしょうか?

まずは精力減退の原因にもなる勃起力や性欲を低下させてしまう可能性のあるNGな食べ物を紹介します。

目次

精力減退の原因となるNGな9つの食べ物

せせりたつおせせりたつお

ここでは精力減退の原因となるNGな食べ物を紹介しています。

比較的、「あぁ、これって体に悪いよね」とイメージしやすいものばかりです。

絶対に食べてはいけないというわけではないですが、日常の食生活がこういった食べ物中心になると精力減退につながりかねませんので注意しましょう。

特に20代や30代の若い世代の独身男性は注意が必要です。

レトルトやインスタント食品

精力減退 インスタント食品

精力を減退させる食品として、よくインスタント食品の名前が挙がります。

ですが、学者によってはインスタント食品と精力低下とは関係ないという意見もあります。

それならば、現代社会の男性をよく見ると良いでしょう。

年齢を問わずセックスレスになる草食系男子の増加は、毎日大量に食べているレトルト・インスタント食品に含まれる人工添加物(化学物質)の影響である事は明白でしょう。

人体は食品添加物を分解するために、大量のビタミンや亜鉛・有機窒素などを消費します。

先にも述べた通りに、亜鉛はセックスミネラルで男性の性機能に関係しているのです。

この亜鉛が減少すれば、精子の生成は低下し、同時に精力も減退するという事になります。

コンビニ弁当やファーストフード

精力減退 ファーストフード

コンビニ弁当やファーストフードでは、大量の保存料や香料・着色料が使われた加工食材を元に料理がなされます。

一般的にも知られていますが、コンビニ弁当の中には1週間テーブルに出しておいても腐らないものが多数あるのです。

この様に化学合成をされた添加物を大量に摂取すると、まず慢性的な免疫不全が生じます。

そして先の通りに、亜鉛を始めとする大事なセックスの成分が不足しますし、肝心のタンパク質とビタミンが足りずに精子も十分に作られません。

そこにきて多すぎる糖分(炭水化物)で血液がドロドロですから、新陳代謝も低いままとなります。

これでは精力どころか、健康な生活さえ送れるわけがないと言えるでしょう。食習慣は体に最も重要だからです。

ケーキやチョコレートなど甘いお菓子類

精力減退 甘いお菓子

砂糖を多く含む食品・飲料水は健康被害をもたらし、EDの原因としても危険度が高い事はあまり知られていません。

最近は若年層でも血糖値が高い人が増えていて、セックスレスの生活を送っている現状があります。

これは男性ホルモンの活性に関係があります。

基本的に血糖値が急激に上昇すると、大量のインシュリンが働き出し、血糖値を一気に低下させてしまいます。

ですが、そのすぐ後で甘いケーキや缶コーヒーを飲めば、また血糖値が上がるのです。

こうして1日に何度も大量のインシュリンが働いて、血圧が激しく上下していきます。

これが男性ホルモンであるテストステロンの減少につながり、勃起不全・EDが発症すると原因の1つとなります。

また糖尿病にでもなれば、身体的要因のEDになるので、どちらにしても精製砂糖の摂取は十分に気を付けなければなりません。

コーラーやソーセージ、ハムなど有機リンを含む食べ物

精力減退 有機リン

コーラーハムなどには有機リンが多量に含まれていますが、実はこの有機リン酸も勃起不全・EDの原因となり得るのです。

これは冷凍食品やレトルト食品、かまぼこや肉団子などの加工食品でも同様の事が言えます。

その理由は、有機リンには骨内のカルシウムを消費させる作用があるからです。

そして体内カルシウムの絶対量が不足状態になる事で、副交感神経の働きは弱まってしまいます。

これは副交感神経がカルシウムをエネルギー源としているからで、結果として新陳代謝機能が低下する流れになるのです。

つまり、細胞分裂の低下が起こって、精子も十分に生成されなくなっていきます。

もちろん化学添加物も多く含む食品は、更に健康被害も発生させる事でしょう。

ポテトチップスやマーガリンなどトランス脂肪酸を含む食べ物

精力減退 トランス脂肪酸

脂っこい加工食品にはたっぷりのトランス脂肪酸が含まれています。

このトランス脂肪酸は『食べるプラスチック』と呼ばれ、体内で分解・排出が難しいとされる物質です。

そして細胞膜に蓄積して身体機能にトラブルを発生させる危険物なのです。

これによって悪玉コレステロールが増加し、動脈硬化・心筋梗塞のリスクもアップし、勃起力と精力を大きく低下させていきます。

実は性ホルモンは油で生成されていて、トランス脂肪酸を大量に摂取すると、ホルモン形成がこのトランス脂肪酸によってなされる事となり、その生成された性ホルモンは正常には働きません。

要するに不完全な性ホルモンの氾濫で性機能が狂ってしまいます。これもEDとなる原因の1つなのです。

アイスやチーズなど乳製品

精力減退 乳製品

アイスクリームやチーズなどの乳製品には中性脂肪や飽和脂肪酸がたっぷりと含まれています。

この2つの成分が、血中のコレステロールと結合する事で悪玉コレステロールが完成します。

悪玉コレステロールは血管壁などに付着して層になって蓄積される性質があり、同時に血液をドロドロにしてしまいます。

こうして必要な栄養分や酸素が体中に運ばれなくなります。

すると精子の生成率が低下するために、これが精力減退の原因となるのです。

また乳製品の過剰摂取は倦怠感や気だるさを感じさせると言います。

このやる気のなさも性欲減退につながるでしょう。

この様に身体的にも精神的にも精力を減退させる可能性があるので、食べすぎには注意をしなければならないでしょう。

ほうれん草、パセリ、バナナ、たけのこなどシュウ酸を含む食品

精力減退 シュウ酸

精力増強のためには亜鉛の摂取がポイントとなりますが、実はこの亜鉛の摂取を阻害する食べ物があります。

それがほうれん草やパセリやタケノコなどです。

これらの食材に共通する物質にシュウ酸というものがあり、このシュウ酸が尿路結石の原因成分ともされています。

シュウ酸は亜鉛が腸壁から吸収されるのを阻害する働きをします。

ですから、せっかく亜鉛がたっぷりと含まれたカキなどの食品を頂いたとしても、同時にほうれん草やタケノコも食べるならば、そこに含まれる大量のシュウ酸が働いて貴重な亜鉛を包み込んで腸を通過し、体外に排出させてしまうという訳です。

ただし、この効果はシュウ酸に限った事ではなく、食物繊維にも亜鉛を吸着する性質があるので、なるべく一緒に食べない様にしましょう。

豆乳など大豆イソフラボンを含む食品

精力減退 大豆イソフラボン

マメ科植物にはイソフラボンが多く含有されていて、特に大豆イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと似た作用をすると言われています。

この作用が精力を減退させると言われていますので注意してください。

その理由はイソフラボン効果で体内環境が女性ホルモン過多になってしまうからです。

つまり男性ホルモンの働きが弱まってED(勃起不全)や勃起力の低下などの精力減退の影響を及ぼす可能性があるという事です。

ただし、通常の食事から摂取されるイソフラボンの量では、とても男性ホルモンを妨害するレベルにはなりません。

ですから、注意すべきは食事からのイソフラボンの摂取ではなく、サプリメントで摂取することです。

とは言っても、美肌効果などの女性ホルモンの効果を必要とする場面は、あまり男性にはないのが現状でしょう。

つまり、男性がイソフラボンを多く含むサプリを意図的に利用しない限りは、ほぼ心配ありません。

コーヒーや紅茶などカフェインを含む飲み物

精力減退 カフェイン

コーヒーや紅茶に含まれるカフェインには、基本的に覚醒・興奮作用があります。

これは体内でコルチゾールとアドレナリンを分泌させるからです。

ですが、このコルチゾールが過剰分泌すると精力に影響します。

コルチゾールは増加する事でデヒドロエピアンドロステロンの生成を妨害し、結果として男性機能を低下させるというのです。

またカフェインには亜鉛を吸収して体外へ排出させる効果もあります。

ですから、精子の生成と精力アップのどちらも阻害する可能性がある事を知っておくと良いでしょう。

精力が減退する食生活とは?現代ならではの精力を低下させてしまう食品事情

精力減退 食生活

精力が減退する原因の1つに食生活の乱れがあることは医学的にもよく言われていることですので、ご存知の男性も多いでしょう。

では、どういった食生活が精力減退につながるのでしょうか?

現在はレトルト・インスタント食品を始め、ファーストフードに精製された純度の高い炭水化物まみれの食事になっていて、タンパク質や亜鉛を含むミネラルが大幅に不足しているのです。

特に亜鉛は新陳代謝を高める効果があり、タンパク質の合成を促進させる必須ミネラルです。

また亜鉛はセックスミネラルとも称されていて精子の生成や活性化を促進し、精力増強効果が期待できる重要な成分です。

つまり亜鉛不足になると免疫力低下と共に精子欠乏・ED(勃起不全)が生じることが多くなります。

そこに精子の基となるタンパク質(アミノ酸)が不足すれば、トータルで性機能が大幅に低下してしまうという事です。

では、男性に必須なミネラル類と上質なタンパク質を効率よく摂取するにはどうしたら良いでしょうか?

それには人工添加物まみれの炭水化物を中心とした食習慣を辞めて、肉や魚や野菜をバランスよく食べる事がポイントです。

そしてよく噛んで、唾液が十分に分泌される食事を心がけましょう。

精力増強や勃起力アップに効果的な「成分」とその成分を多く含む「食べ物」

せせりたつおせせりたつお

続いては、精力減退の防止に効果的な精力増強や勃起力アップに有効な成分を多く含む食べ物を紹介します。

バランスの良い食生活に加えて、これらの食品を意識的に摂取していけるとベストですね。

普段の食事からなかなか摂取できない場合は、精力剤やサプリメントなどで補充するといいでしょう。

牡蠣やアーモンドなど「亜鉛」を多く含む食品

亜鉛 精力アップ

亜鉛は精力と性機能のアップには欠かせない成分で、男性にとって亜鉛不足は深刻な問題となります。

最近の若年層の男性がセックスレス化している原因には、日常の食事から適量の亜鉛摂取ができていないという点も指摘されています。

そこで次に挙げる食材を意識的に食習慣に取り入れていくと良いでしょう。

まず牡蠣やニシンやカボチャの種、それからアーモンドやマカデミアナッツなどのナッツ類も含有量が多いです。

また蒸したカニやロブスター、鶏肉や豚肉、レバー、チーズなども有効でしょう。

実際に亜鉛を含む食材は割と日常的に食べているものですが、そもそもの含有量が低いために絶対量が足りていないのです。

また、亜鉛はビタミンCやクエン酸などの酸性の栄養素と併せると吸収率が上がります。

イカやタコなど「タウリン」を多く含む食品

精力アップ タウリン

タウリンは亜鉛の消費を抑制する働きをします。

つまり間接的に精力アップに貢献しているのです。

また疲労回復効果でも注目の重要な成分で、高血圧を改善する働きもあります。

これは大酒のみの例を挙げると分かりやすいでしょう。

まず過剰な飲酒は大量のアセトアルデヒドを分泌させます。

するとこのアセトアルデヒドを分解させるために、亜鉛が対処に向かいます。

つまり亜鉛と結合して体外へ排出する仕組みなのです。

この亜鉛の代役をするのがタウリンで、亜鉛の消費が抑えられる理由なのです。

また血管の回復効果もあって、この点でも男性の勃起力アップに役立っています。

この様に性機能アップを陰で支えているタウリンは、イカやタコなどの軟体動物に多く含まれています。

ごまやナッツなど「アルギニン」を多く含む食品

精力アップ アルギニン

アルギニンの働きには、体内で一酸化窒素を生成する作用があります。

この一酸化窒素は血管を広げ、血流をアップさせる効果があります。

つまりアルギニンを摂取することは、勃起力アップやED(勃起不全)の改善や予防、や動脈硬化の予防に有効なのです。

またアルギニンには精子を増加させ、かつ活性化させる効果もあると言われています。

要するに精力を高め、受精力を強めるので、不妊の夫婦の場合は特に摂取量を高める様に気を付けておくと良いでしょう。

そこでアルギニンの摂取に効果的な食べものは、ごまやナッツです。特にナッツは仕事中や休憩中など比較的、口に入れやすい食べ物ですのでアルギニン摂取には向いています。

また鶏肉や大豆にも多く含まれています。これらを料理に上手く合せて、定期的に取る様にしてください。

ただし、肉類からアルギニンを摂取する場合、脂質を多く含むことが多いので注意しましょう(出来るだけ赤身肉がいいです)。

納豆や山芋、オクラなど「糖タンパク質」を多く含むネバネバ系の食品

糖タンパク質 精力アップ

糖タンパク質とは糖とタンパク質の結合物質で、粘膜や粘液に含まれるネバネバ成分の事です。

この糖タンパク質の働きにはタンパク質の吸収促進効果があります。

つまりエネルギー摂取力をアップさせる効果です。

ですから疲労回復にも効果的で、細胞の増殖機能も強化されるのです。

この働きはそのまま精子の製造力アップになりますので、精力減退の方には適した成分と言えるでしょう。

では糖タンパク質を摂取するのに有効な食べ物は何でしょうか?

一般的には山芋や長芋・里いもが有名です。

そしてレンコンにオクラにモロヘイヤ、ジュンサイ、ナメコもよく食べられています。

また発酵食の納豆にも豊富ですので、これらを毎日ローテーションで食事に加えてみると良いでしょう。

ニンニクやネギなど「アリシン」を多く含む食品

にんにく 精力アップ

精力剤の定番食材と言えばニンニクですが、その効果を発揮しているのが、ニンニクの最も嫌われる部分である臭気の元となる、アリシンという成分です。

このアリシンの働きは、ビタミンB1の体内作用を促進して、糖質の分解を促します。

したがって血糖値が安定化し、さらに疲労回復と体力増加が得られる点もポイントです。

そしてアリシンには血液をサラサラにする効果が期待できます

実はアリシンは硫化アリルの一種で、血液凝固を抑制する力と血管自体を拡張させて血液が通りやすくする力があるのです。

EDや精力減退の理由には、男性器に流れ込む血液量が左右しますから、この血流アップの効果が勃起力を高めてくれる点で有効である事が分るでしょう。

うなぎやカボチャなど「ビタミンE」を多く含む食品

精力アップ ビタミンE

ビタミンEは健康維持のかなめとも言われています。

その働きには血行不良改善があり、ED(勃起不全)を解消すると言われる有効成分なのです。

現代の男性はストレスや糖分の高い食習慣で血液がドロドロになりがちです。

また悪玉コレステロールの増加で血管も縮こまっています。

これでは血流が低下して、十分な勃起力が得られないという訳です。

そこでしっかりとビタミンEを体内摂取する工夫が必要なのです。

ビタミンEを多く含む食材には、うなぎやカボチャがありますが、他にも鯛やアユ・いわしの魚にも多く含まれていますし、モロヘイヤやピーマンも有効です。

スイカやメロンに含まれる「シトルリン」を多く含む食品

精力アップ シトルリン

シトルリンはスイカに含まれる成分で、非医薬品成分として精力剤に配合されています。

このシトルリンはアルギニンと同様の勃起力アップ・精力増強の働きが期待出来ます。

まず血中に一酸化窒素を増やして血流の改善をしてくれます。

具体的には血管を拡張させてペニスに十分な血液を注ぎ込む作用があるのです。

それから成長ホルモン分泌を活発にして生殖機能をアップさせます。

成長ホルモンには当然、男性ホルモンが含まれていますので、ホルモン分泌の活性化はダイレクトに精力増強に繋がります。

この2つの効果がシトルリンの精力アップ&勃起力アップの理由です。

ただし、摂取に適した食材としてはスイカやメロンぐらいが一般的ですので、なかなか食事からの摂取は難しいでしょう。

シトルリンの摂取に関しては、精力サプリや精力剤から補うのも1つの手でしょう。

まとめ~まずはバランスのいい食生活を心掛ける。足りない栄養素はサプリメントで摂取しよう

精力アップ 食生活

いかがでしたか?

精力減退の原因となるNGな食べ物と逆に積極的に精力アップに役立つ成分を多く含む食べ物を紹介しました。

理想としては日々、精力アップや勃起力アップに繋がる食べ物を日々体に摂りいれていくことでしょう。

とはいえ、アルギニンやシトルリン、亜鉛などを始めとする精力アップの成分はいくつかありますが、普段の食事から毎日これらの成分を必要量とっていくことは非現実的です。

特に一人暮らしの独身男性などは、ここに挙げた食材を年に一度も食べないという方もいるはずです(特にうなぎとか牡蠣とか)。

また精力アップに効果的な食べ物だけではなく、逆に精力を減退させたり、性機能自体を劣化させる危険な化学物質もたくさん食べ物の中に含まれていますから、健康面からも安全な食事を心がけていかなければなりません。

これらのことを全て考えながら日々の食生活を暮らしていくことはあまり現実的ではありません。

ですので、大切な事はまずバランスのとれた食生活を心掛けること。

そこにプラスアルファで精力アップに有効な成分をサプリメントで補助するという形がベターです。