亜鉛を摂取するとモテ効果があるのか?
結論から言うと、亜鉛とモテることに直接的な関係はありません。
ですので、亜鉛を摂取すればモテるかというと答えは「NO」です。
ただし、亜鉛はモテホルモンと呼ばれる男性ホルモンである「テストステロン」を分泌させる大事な成分の1つではあります。
また、亜鉛そのものにも男性の外見や内面に関わる様々な効果があります。
ですから、結果的に肉体的にも精神的にも健康な男性がそうでない男性よりも女性からみて魅力的に映りやすいという意味では間接的なモテ効果はあるといえるのかもしれません。
目次
亜鉛を摂るとモテる効果があるって本当?その理由は?
亜鉛は体に欠かすことのできない栄養素の1つでもあり、男性の精子や精液の形成に必須の成分です。
そのことに関しては科学的な証明もされており確かな事ですが、果たして亜鉛を摂取することでモテる効果があるのでしょうか?
亜鉛を摂るとモテると一部で囁かれている根拠としては、男性ホルモンであるテストステロンが関係しています。
男性ホルモンであるテストステロンには、男性が女性から魅力的に見えるための効果がいくつもあります。
テストステロンは勃起に必要な一酸化窒素の生成にも大きく関わっていますし、性欲そのものを向上させる効果もあります。
また、筋肉増強の効果やアンチエイジング効果も期待できますので、外見上でもモテる要素になる働きをしてくれます。
ほかにもテストステロンの効果としては、モチベーションの向上や記憶力・集中力の向上など、内面的な人としての評価に影響する要素にも大きな効果があるとされているのです。
ただし、モテホルモンとも言われるこのテストステロンですが、亜鉛を摂取すれば単純に増えるのかと言えばそれはNOです。
確かに亜鉛は男性ホルモンの分泌に必要な成分の1つではありますが、あくまで数ある成分の中の1つです。
ですので「亜鉛=モテ効果」といった直接的な効果に対する理由はありません。
とはいえ、男性ホルモンの分泌を促す成分の1つであることは確かですし、亜鉛には様々な健康への効果がありますので、モテ効果に間接的に作用するとは言えるのかもしれませんね。
テストステロンがモテ効果があるとされる具体的な8つの理由
亜鉛にモテ効果があるとされる理由は、亜鉛が男性ホルモンであるテストステロンを分泌させる材料の1つであることが根拠だと考えられます。
亜鉛がテストステロンを増やす直接的な効果はありませんが、ここではテストステロンが増えることでのモテ効果を紹介します。
亜鉛そのものがもたらす効果は「亜鉛が男性にもたらす嬉しい10の効果」を参考にしてみてください。
また、テストステロンのモテ効果に関しては「テストステロンにモテ効果があるのは嘘!?本当!?」でより詳しく書いていますので、こちらも参考までにどうぞ。
筋肉質で男らしい逞しい肉体を作る
テストステロンは、天然の筋肉増強剤と呼ばれるほど、筋肉の成長を促進する働きがあり、筋トレの効果を最大限得ることが出来ます。
さらに筋肉がつくとテストステロンはより分泌量が増えるため、テストステロンと筋肉の好循環が生まれるのです。
女性からみてもだらしない男性の身体より引き締まった筋肉質の身体に魅力を感じるのは当然のことですから、筋肉増強効果がテストステロンがモテ効果があるとされる大きな理由の1つになります。
性欲向上、性機能を高める
テストステロンが持つ代表的な効果の1つに、「性欲向上」効果があります。
テストステロンが増えることでドーパミンを発生させ興奮する作用があるのですが、脳が興奮するとさらにテストステロンを増やすように体の各器官に信号を出します。
結果的にテストステロンが増えることで性欲を向上させるための性欲のスパイラル効果が生まれるのです。
また、テストステロンは、骨盤神経に作用することで、興奮するためのスイッチを入れる効果もあります。
そして勃起をする際のスイッチを入れる効果もあるため、「興奮」「勃起」というセックスに必要な性機能に対して直接的な効果があります。
年齢の経過とともに性欲が薄れてきている人は、テストステロンが不足している可能性が高いでしょう。
この男性ホルモンは早い男性だと20歳を過ぎてから減少し始めます。
一般的には30歳を境に年々減少を始めることとなり、多くの男性は実際に35歳~40歳を過ぎた年齢になってから、男性ホルモンの減少による影響を実感する人が非常に多く見られます。
老化防止、アンチエイジング効果
テストステロンには、老化防止効果もあります。
年配の人でも、同じ年齢とは思えないくらい若々しい人もいれば、年齢以上に老け込んで見える人がいます。この違いにもテストステロンが影響している可能性が高いです。
老化とは体が酸化することであり、体が酸化する主な理由は加齢やストレスなどが挙げられます。
若さを維持するために必要な男性ホルモンは、加齢と共に分泌量が低下していきますので、テストステロンを増やすことで老化防止・アンチエイジングに繋がります。
また、男性ホルモンはストレスを緩和する働きもありますので、老化防止に一役買っているといっていいでしょう。
テストステロンの分泌量をしっかりと保つことができれば、それはそのまま老化防止・アンチエイジング効果。
健康的に年齢を重ねていきたいのであれば、男性ホルモンの分泌量が重要であり、その対策ができるのかどうかで、結果は大きく変わってきます。
記憶力や集中力アップ
テストステロンの分泌は、記憶力や集中力にも大きく影響してきます。
人間は加齢とともに脳の前頭前野が委縮してしまうことで集中力の低下が起こることがわかっています。
また、テストステロンが不足してしまうとイライラや無気力など男性更年期障害を引き起こします。
当然ですが、こういった状態では集中力が保てるはずがありません。
つまりその人が持つ本来のポテンシャルを発揮できなくなってしまうのです。
身体的なものに対する影響が注目されがちなテストステロンですが、精神的な部分にも大きな影響があるのです。
テストステロンは「やる気」「幸福感」を生み出すドーパミンを発生させる作用やストレスの緩和など老化防止の効果がありますから、テストステロンを増やすことは脳を活性化させ集中力や記憶力をアップすることに繋がります。
間接的にではありますが、脳の機能の老化を防止することが出来れば、本来の自分のパフォーマンスを発揮することが可能になり、女性から見ても魅力的な男性に映りやすいとも言えるでしょう。
決断力や判断力が高くなる
テストステロンが持つ効果には、その人の決断力や判断力が高くなるという効果もあります。
テストステロンは精神活動や老化に大きな関わりがあるミトコンドリアの健康を促進する作用があります。
テストステロンに分泌が多くミトコンドリアが健康に保たれている男性はイライラやネガティブな感情が起こりづらくなることがわかっています。
また、テストステロンはストレスを緩和させることで体や脳の老化を防ぐ働きも期待できます。
ですので、仕事や私生活でも意欲的でポジティブに活動をすることが可能になりますので、結果的に決断力や判断力が高くなるのです。
女性から見た時に、いざという時にしっかり決断できる男性は素敵に見えるものです。
もちろんその決断が合っていればこそという事はありますが、少なくとも優柔不断でいちいち迷ってしまう人に比べたら遥かに魅力的なことは確かです。
見た目だけではなく精神的にも頼れる男性は100%モテます。
幸福感が増す、やる気が向上
人が幸福感を覚える際には、ドーパミンという神経伝達物質が重要な役割を持っています。
このドーパミンを分泌するように仕向けているのが、実はテストステロンなのです。
つまりテストステロンが分泌されるようになると、幸福感が増すということになります。
幸福感が増すようになると、何をするにしてもやる気が向上してくる効果もあります。
実際、生き生きとして生活をしている男性の多くは、テストステロンが豊富に分泌されており、人生を楽しむという意味でも重要な役割を持っている男性ホルモンであることが分かっています。
女性からみてもネガティブで後ろ向きな男性よりも、常にやる気に満ちて幸せそうにしている男性の方が魅力的に見えることは明白です。
また、そういった精神的に健康な男性は仕事やプライベートでも人間関係などに恵まれることが多いのでより人間的に魅力的であることが多いでしょう。
闘争心が湧き、好戦的になる
テストステロンが多く分泌されることによって、肉体的だけでなく精神的にもよい効果を生みだします。
テストステロンが増えてドーパミンがより発生されることにより、やる気が引き出されるようになると闘争心も湧き出てくるようになります。
肉体的にも精神的にもたくましく、闘争心にあふれる男性は女性から見た時に「オス」を強く感じる要素となるでしょう。
そして、仕事でもプライベートでも前向きなポジティブな姿は、それだけで多くの人を惹きつける要素でもあります。
これは遺伝子的な話も関わっており、女性は無意識のうちに男性がどれだけテストステロンを分泌しているのかを測っているところがあるそうです。
テストステロンが豊富に分泌されている人が魅力的に見えるのは、こういう精神的な部分も影響しているのですね。
闘争心と聞くと荒っぽい印象を受ける人もいますが、この場合は何事にもやる気のある状態だと考えてください。ポジティブな人は女性にもモテるということです。
落ち込みづらい、ポジティブになる
テストステロンが増えることでドーパミンの発生が促進されて幸福感がより得られると、何をするにしてもポジティブさが出てきます。
不幸になるとやる気が失われてしまいますが、幸福感があると色々なことをチャレンジしたくなるものなのです。
また、テストステロンが分泌されることは体の老化防止の効果もありますから、イライラや不安がなくなりストレスが緩和されることで、結果的に決断力や集中力が増していくことによりどんどんポジティブになっていきます。
女性から見た時にポジティブな男性とネガティブな男性だと、やはり多くの女性はポジティブな男性を好むのは明白ですよね。
亜鉛の1日の必要摂取量と上限
亜鉛は体にとって必須と言えるものですが、何事にも適量があります。
まずは1日に最低限必要な摂取量を知り、そしてどこまでが上限なのかを知っておきましょう。
成人男性であれば、1日に12mgが最低限必要な摂取量になります。また女性の場合は、9mgが目安になっています。まずはこれをベースに考えてみてください。
これ以下の摂取量だと自覚できているなら、何らかの形で補ってあげる必要があります。
そしてこの亜鉛の必須量に対して上限量についてですが、これは男性なら1日に40~45mgで、女性の場合は35mgになります。
男性の場合は年齢によって上限値も変わってきますが、40mgと覚えておくと分かりやすいです。
亜鉛の過剰摂取はほかの栄養素の吸収を阻害することもあるので気をつけましょう。
亜鉛を多く含む食品とは
意識的に亜鉛を摂取するなら、どんな食品に亜鉛が含まれているのかを知っておく必要があります。
亜鉛を含む食品の中でも代表的なのは、ご存知の方も多いかと思いますが「牡蠣」です。
牡蠣の場合、100gあたり13.2mgも亜鉛が含まれているので、100g食べれば1日に必要な亜鉛摂取量はクリアできます。
しかし毎日牡蠣を食べるのは現実的ではありませんので、他にも日常的に摂取しやすい亜鉛が多く含まれている食品についても知っておきましょう。
牛肉は100gあたり4~5mg(部位によって変動します)の含有量となっているので、とても魅力的な食品です。
それ以外には、煮干しやスルメなども含有量が多くなっています。
豚レバーは100gあたり6.9mgと魅力的ですが、レバーが苦手という人もいるので難しいところですね。
注意!亜鉛が不足しがちな理由とは
厚生労働省による成人男性・女性は亜鉛の摂取量は推奨量に比べるといくぶん不足しているそうです。
何故、世の中の多くの人たちは亜鉛が不足するのでしょうか。
まず1つの理由としては亜鉛は食事から吸収する場合体内に約30%程度しか吸収しないことが挙げられます。
そして2つ目の理由として多くの人が見落としがちなこととしては、亜鉛の吸収を妨げる栄養素を一緒に摂取してしまっているというケースです。
折角、普段の食事から亜鉛を摂取しているのに、吸収率が悪い栄養素を一緒に摂取してしまっていることによって亜鉛不足を起こしてしまっているのです。
亜鉛の吸収を妨げる知っておきたい栄養素として、食物繊維があります。
食物繊維を摂ること自体は良いのですが、亜鉛と一緒に摂取すると吸収率を下げてしまうことで知られています。
その他にもコーヒーや紅茶に含まれるタンニンやインスタント食品に含まれるポリリン酸などが挙げられます。
逆にレモンなどに含まれるクエン酸や肉や魚に含まれる動物性のたんぱく質は亜鉛の吸収率を高めてくれます。
亜鉛をサプリメントから摂取するメリット
亜鉛を常日頃から十分な量を摂取するためには食事からの摂取だけではなく、合わせてサプリメントから摂取することが効果的です。
亜鉛を食事からだけではなくサプリメントから摂取することは様々なメリットがあります。
まずサプリメント単体で摂取する場合、同時に摂取するほかの栄養素の影響で吸収率が低下するリスクを避けられます。
また、亜鉛が多く含まれている食品は日常的に食べ続けるのが難しい、または必要量をクリアするためにたくさん食べなければならないものが多いため、その面倒な問題を回避できるのです。
自分の好きなタイミングで効率よく摂取できることは、何よりも大きなメリットになります。
いきなり食生活を改善するのは難しいという人は、まずサプリメントから亜鉛を摂取することを考えてみてください。
まとめ~亜鉛の効果によって肉体的にも精神的にも健康になることは女性から見ても魅力的
亜鉛を摂取することが直接的なモテ効果を生みだすわけではありませんが、亜鉛をしっかり摂取することによって様々な効果が得られるようになります。
亜鉛はモテ効果があるとされる男性ホルモンであるテストステロンを作る素材の1つでもあります。
また、亜鉛そのもの効果としても生殖機能の向上であったり、アンチエイジング効果などの効果があります。
間接的にではありますが、亜鉛の効果によって肉体的にも精神的にも健康になることは女性から見ても魅力的な要素を多く持つ男性になります。
食品からの摂取では体内の吸収率が低く、亜鉛不足の男性が多いからこそ、積極的にサプリメントなどで併用して亜鉛を摂取していくことで内面・外面ともに魅力的な男性を目指していきたいものですね。
この記事を書いた人
Array
- EDや勃起不全など下半身の悩み2023.11.05ひょっとしてその症状はEDかも?見分け方とは?
- EDや勃起不全など下半身の悩み2023.03.20夫が勃たない本当の理由は妻だけEDかも?
- EDや勃起不全など下半身の悩み2023.01.19早漏を克服した俺が改善の役に立った方法と立たなかった方法を暴露
- EDや勃起不全など下半身の悩み2022.10.15ED治療で病院を受診する際の費用相場は?治療方法による料金の違い